狭小住宅では折りたたみできる家具(机、ベッドなど)を徹底的に活用!

折りたたみ机

狭い部屋に家具を配置するのってとても難しいですよね。特に狭小住宅だと間取りがすこし変っていたりしますので、通常のようにものの配置ができなかったりしてしまいます。

そんな狭い&変った空間にぴったりな家具の活用方法を紹介します。

狭小住宅ならではの悩み

家族で3LDKで生活していたところから、人生初の単身赴任生活へ突入するにあたり、引っ越して自分の部屋を一から作ることになりました。

とはいえ、3LDK時代に倉庫に眠っていた、独身時代に活躍していて、その後、埃をかぶっていたような転用できる家具は極力使用し、新規での購入は控えめに…。

部屋の基本情報は、住宅情報の表記上は1Kということになってますが、実質ほぼ1R+大きめのWICというタイプ。

そして部屋づくりを想定以上に悩ませる原因になったのが唯一の生活空間である部屋がほぼ正方形(約8畳)。

まず、全体のトーンは自分の好みと、何よりフローリングが黒という珍しい物件だったので、モノトーンで統一。

そのため、カーテンやラグ等はすんなり決まったものの問題は全体の配置。

事前にも何パターンもシュミレーションして引っ越し当日に臨みましたが、やはりいざ、運び込むとなかなか思っていたようにはいかず悩む日々。

3面採光の部屋なので出窓の下にベッドを置きたかったのですが出窓側の壁にコンセント、TV線が集中しており、それをつぶすわけにもいかず、断念。

TV,テーブル、ベッドの位置は動かせないので先に決めなければいけないということから、なかなかまえに進みませんでした。

狭小住宅では折りたたみできる家具を利用!

その問題をクリアにしてくれたのが、「折りたたみ出来る家具」です。

具体的には折りたたみベッドと、折りたたみテーブル&イスを活用しました。

半分に折りたためるベッドの場所は上記のTVと垂直位置の壁際(ベランダに抜ける全面窓)。朝は窓際からの明かりで目覚め、起きたらベッドを折りたたみそのまま壁際へ。そうすることでベランダへのアプローチも問題無しになりました。

狭い部屋でさらにテーブルを置かなくてはいけません。

そこで思い切ってテーブルも折りたたみ式のものに。

こうすることで、すべてたたんで端に寄せれば、かなりスペース確保に繋がります。

出窓側サイドの壁にベッド以外のすべての家具(オーディオ、PC、本棚、空気清浄機、)を設置。

片側に全て寄せることで残りの3面は完全フリーになり広く感じることができます。

衣類や雑貨その他のものは大型ウォークインクローゼットに収納してあるので、最終的な部屋の感じは、片側にすっきりとおさまり、ベットを畳んで立てている状態(通常生活時間帯)では恐らく一番快適に過ごせる空間にすることができたと思います。

大抵の部屋は長方形でTV線の位置からその他の物の位置が自動的に決まって行くことが多いと思いますが、正方形と窓とTV線のパズルはなかなか難易度の高いものでした。

そこをすっきり解消してくれる折りたたみの家具。皆さんにもおすすめですよ。

スポンサーリンク
らぐさん/福岡県/1K/1人暮らし
公開日:2013年11月7日