最初にお部屋の模様替えや、コーディネートをしよう!と思ったとき、手をつけるのはリビングやダイニング、寝室などでしょう。
そしていくらお家のコーディネートを完璧にしても、1歩トイレに入ると「普通の空間…」ということが多いようです。
たしかに、パッと見で見えない部分ですし、1番後回しになってしまいますよね。
そんなトイレですが、キチンとコーディネートされたトイレは、他のお部屋と同様に気持ちが良いもの。
特に、隔離された場所なので、お部屋は全部和風だけど、トイレだけ可愛らしい洋風にしてみたりということも出来ますし、派手な色を使ってみるという冒険もしやすいもの。
少し気分を変えたいなと思ったら、トイレの模様替えなんかを始めてみてはいかがでしょうか。
トイレのプチリフォーム実践例!大好きな森林の雰囲気の癒しトイレ
去年の春に当時5歳の次男と一緒に、トイレの壁のペンキ塗りをしました。
塗った色は薄いグリーン。ネットショップで壁紙にも塗れるペンキというものを知り、トイレくらいの狭さなら自分でも塗れるかなあと、初めてチャレンジしてみました。きちんと塗る場所以外を養生テープで固めると、素人でもすんなりとぬれました。
もともとのトイレは、扉を開けるとそこに対面する形で便器がある、奥に細いタイプの空間です。向かって正面の奥の上半分のみ、優しいピンク色のストライプの壁紙を張っていて、あとは白っぽい普通の壁紙でした。
オフホワイトの扉は、もともとあったものをベースに、ヤフーオークションで落札したA4サイズ程度の額入りステンドグラスを、大工さんにはめ込んでもらったものです。
電気の消し忘れが外からも分かるように、一部スケルトン部を付けたいと考えていたのですが、ステンドグラスをはめてもらったというインテリア雑誌の記事を見て、真似をしました。
厚みが本当にぴったりで、何の変哲もなかった扉が可愛くなって、気に入っています。
さて、ちょっと汚れてきた白い壁を薄いグリーンに塗ったところ、とてもいい感じに! 次男も大喜びで手伝ってくれて、少々はみ出したりしたものの、イメージが変わって大成功でした。
見せる&隠すを上手に活用
それまでは次男用のアンパンマンのグッズなどがあったのですが、不要になり処分。奥の下半分が飛びでていることにより、棚になっている構造なので、その奥行きに会う細長いシャビーな雰囲気のワイヤーラックを購入しました。
もともとはアンパンマン置き場だった木箱を縦に置き、そのワイヤーラックと組み合わせて収納スペースを作りました。
収納といっても中身が見えている収納です。私は壁のグリーンに合わせて、フェイクグリーン(造花の草)を何点か購入しました。さらに良かったのが、息子たちがどこかで拾ってきた40cmくらいの枝です。いい形の枝ぶりのものに小さな小鳥の飾りを2羽とまらせ、そのラックにフェイクグリーンと共に飾りました。
隠したいものは筒型の蓋付きカゴに。そして壁に立てかけているのは、もともとそこに飾っていた、水色のコートを着た女の子が森を歩いているカードを飾った額です。
なんというか、そこは森の一部のような雰囲気になり、トレッキングが趣味の私には最高のトイレとなりました。トイレに入るたびに、こんなにうっとりできるなんて。今の目標はライト部分にアイビーのような蔓タイプのフェイクブリーンを巻いて、より森っぽいスペースにすることです。
トイレ模様替えのポイント
上記の実践例のなかでのポイントは以下の2つ!これならお手軽に雰囲気を変えられますので、試してみみたいものですね。
●ペンキで思い切ったカラーチェンジ!
やはり壁紙の色が違うだけでお部屋の雰囲気は一新します。今回は壁紙に直接塗れるものだったということで、楽に自分で施工ができますよね。
もし賃貸などで壁の色が変えられないのであれば、大きめの布をつるすなどして壁一面を覆ってしまうという手もありますよ。
●雰囲気を出す上手な小物使い
トイレには、トイレットペーパーや洗剤など、どうしても物が多くなりがち。
これをただ隠すのではなく、ラックやかご、フェイクグリーンをつかって、うまく隠しながら装飾をされています。
とくにこれらの小物であれば100均などで購入することもできますし、お手軽に出来ますよね。是非まねしたいところです。
皆さんも、今のトイレにちょっと手をくわえてみて、気分一新のプチリフォームをされてみてはいかがでしょうか。
最終更新日:2013年12月17日