和室って日本人であれは心落ち着く空間ですよね。
私は1Kの洋室の部屋に一人暮らしで住んでいるのですが、もちろん和室などもなく日本を感じる空間というのは難しいと思っていました。しかし、どうしてもどこか和を感じるコーナーを作りたくて工夫することにしました。
洋室に和を取り入れる空間作り
1Kということでワンルームとキッチンがあるという状態なので実質ワンルームと変わりありません。
ただ、幸いなことにそのワンルームが11畳あるので比較的広いのでこの部分を2パートに分けて一つはリビングスペースで洋室としてそのまま使いもう一つは寝室コーナーを和風空間にすることにしました。分け方としてはリビング部分を8畳、寝室部分を3畳ぐらいにして間に背の高い家具を配置して分けるようにしました。この家具は部屋を区分けできるように裏側も処理をしてあり、壁として利用できるタイプを用意しました。
畳をつかって一気に和の空間に
和の空間を作るために半畳の敷き畳を3畳分買ってきて敷き詰めました。この半畳の畳もずれないように裏からそれぞれ固定できるタイプを使ってるのでうまく固定してずれることもなく和室のようにきれいに収まっています。このように仕切りをして畳を敷くだけでずっと日本風の雰囲気がでます。またこの狭い3畳という圧迫感や狭いと言うマイナスイメージをちょっとした茶室のようにも感じでをむしろ肯定的に感じるように出来たと思います。
和のインテリアで完璧な和室に
畳の上に小さなちゃぶ台を置いて、寝るときには布団を敷くようにしています。窓にはカーテンでなく日本手ぬぐいをタペストリーや暖簾風に使っています。照明器具も行灯風のものを置いて雰囲気を出すようにしています。畳の上に行灯風の照明を置いて低い位置からの光によってさらに昔の日本の暮らしのような感じにしています。壁面の一部に床の間風のくぼみがあるのでそこにいけばな風の花を飾るようにしています。いつも生花をいけるのは大変なので造花でかざりつけをしていますが花器も和風の磁器のもので玉砂利を敷いて日本のいけばな風にして床の間を飾るような雰囲気をだしています。
1Kでも和のアイテムを工夫して置くことで和を感じる空間を作り、和の空間があることによっての日本人ならではの落ち着きを感じることできます。
最終更新日:2013年12月9日