不動産業界勤めが長かった私の経験として、間取りをきにせず自由に使うことの大切さ、便利さを紹介したいと思います。
間取りにとらわれない暮らし方を
賃貸物件に住んでいると、どうしてもその間取りそのままに住もうという人がかなり多いように見受けられます。
例えば以下のようなことです。
キッチンの横に冷蔵庫を置くスペースがありますが、そこに冷蔵庫を置く決まりはありません。冷蔵庫はダイニングなどにおいてしまい、そのスペースにキッチンと同じ高さの棚などをおき、水をはじく素材のシートなどをかければ、キッチンが広くなります。
ほかにも、クローゼットをそのまま使わず扉をとってしまい、扉の分の使いにくいスペースをなくしてしまう・・など。工夫は沢山できます。
我が家の間取り
私の家はよくある2LDKの間取りのタイプの物件です。
リビングとその隣の一間が、引戸で仕切られているタイプの間取りです。
私は一人暮らしなのでベッドルームとリビングを仕切る扉は正直前々からいらないと思っていました。
もちろんベッドルームが丸見えなのはいただけないので、その真ん中に何らかの工夫が必要ですが。
扉で仕切ることによりリビングにしてもベッドルームにしても、扉があるおかげで狭さを感じてしまうのです。
そこで私はついに引戸の扉を取り払い、その扉があった部分にスタイラスカーテンを取り付けました。
間仕切りにオススメなスタイラスカーテン
このスタイラスカーテンは、なかなか便利です。
スタイラスカーテンとは、太めのリリアンが縦になびく暖簾のことです。所によってはひものれんと称して売ってる所もありました。
今は、ホームセンターでも販売して居ますが、色や長さをこだわりたい場合は、ネットで購入する方が良いかと思います。スタイラスカーテンの多才さに驚きます。
イメージ的には素麺を干している様な…あんな感じのシャラシャラした形状のお品です。
空間を分ける役目を果たしているものの重苦しくなく、いろんなカラーバリエーションもあります。
またこれは想定外だったのですが、このスタイラスカーテンにしたおかげで視線は遮りますが、空調は遮らないので大変便利です。
隣のリビングに設置してあるエアコンの風が、リビングとベッドルーム両方の空調を整えてくれます。
このスタイラスカーテンは壁の色、もしくは窓枠の色に合わせると変に浮かなくてすみます。色味が薄い…白やベージュカラーは、視線を遮る効果があります。
又、違う色を重ねても、色の奥行きが美しいです。
ほかにこんなメリットも
材質の特性で余りホコリやペットの毛も絡まらないのでオススメです。簡単にハサミで切ることが出来るので、長さ調整や、デザインして曲線に切ったりする事も出来ます。
扉を取り払ったことで我が家にいる猫は、部屋の出入りをスムーズにすることができるようになりました。
おそらく彼女にも大変好評なのではないかと思います。
物件を探すときに、よく広めのリビングが探されていらっしゃる方がいますが、広めのリビングは自分で作ることも可能なのだということも覚えて物件を探されるのも1つ重要な事です。
あなたは自分の家の間取りに満足ですか?間取りを衣替えをするように、気軽に見直してみませんか?