DIY初心者が気をつけたいのがその制作物の難易度です。自分で作るのは楽しいでしょうが、きちんと完成しなければ使い物になりません。
今回は比較的難易度が低い、初心者向けの家具です。
初心者向けDIYでトライしたい家具5選
工具一切不要のオーディオラック
テレビ台としても活躍できるオーディオラックのDIY家具を工具なしで作ることができます。用意するものは、レンガと棚板だけ。たったこれだけでオーディオラックが完成してしまいます。
保管するオーディオの高さに合わせてレンガを積み重ねて、オーディオよりも少し上に、レンガを支柱として棚板を置きます。棚板を置いたらその上にレンガをさらに置いて固定させます。レンガの上にまた棚板という具合に、積み重ねるだけでできるので、とても簡単なオーディオラックが完成します。
このラックは、DIYの上級者の方でもDIYを始めたばかりの頃に、一度はトライしたことがある人も多いのではないでしょうか。
ウォールシェルフの設置はデビューしやすいDIY
ウォールシェルフの設置は、初心者が手を出しやすいDIYです。好みの棚板と棚受けを壁に設置するだけなので、手間がかかりません。ウォールシェルフには、棚板と棚受け部分が一体になっているウォールシェルフと、棚板と棚受けが別になっているものがあります。
石膏ボードに設置する際に、下地の木材に留めたいというのであれば、下地チェッカーで下地を探してから設置します。下地チェッカーは市販で購入できるので、DIYライフが便利になるので、一本用意していてもいいでしょう。下地がない場所に設置する場合には、石膏ボードアンカーで留めることができます。
すのこで跡付けのドアを設置する
犬や猫を飼っている方にオススメできる簡単DIYです。
ペットの脱走防止にもつながるので、安心して生活することができるDIYです。ドアの設置は高いので、すのこで安く解決できるのでお得なDIYです。最初に、ドアを設置したい場所のサイズを測ります。
次に採寸したサイズに合わせてすのこを連結させます。カットが必要な場合は、適宜カットしていきます。すのこをカットする工具がなければ、ホームセンターで50円前後からカットしてもらうことができます。
すのこは、I字金具で連結させます。すのこの端は丁番で固定させることでドアとして機能します。ドアノブは、ホームセンターにも売られていますが、100均セリアでも代用させることもできます。セリアでは、アンティーク調の取っ手から陶器の取っ手までデザインが充実しているので、選べる楽しさがあります。
DIYのすのこドアが完成したら、好みで塗装してもOKです。すのこの足の裏面が気になるときは、裏面にもすのこを貼り合わせると見た目が良くなります。猫の場合は裏面にもすのこを張り合わせた方がいいでしょう。すのこの裏面の足に猫が登って張り付いて、ドアを開けた隙にそこから急いで逃げる可能性もあるからです。面裏にすのこを張り合わせるときも、I字金具で連結させます。
低予算でできる簡単すのこラック
用意するものは、すのこ数枚とビスとドライバー。ビスではなく釘であればトンカチ。できれば錐も必要。たったこれだけの材料で、驚くほど簡単にてっとり早く、棚が作成できてしまいます。
両サイドに裏面の足が内側に来るようにすのこを2枚を立てます。
すのこを用意する枚数は、両サイドに立てたすのこの足の数に合わせます。
すのこの内側の足の部分の上に棚板となるすのこを置きます。あとは、すのこの両サイドの外側から内側に向かってビスか釘で留めるだけ。たったこれだけで、棚が完成してしまいます。木材が割れないように錐で下穴を数ミリ開けてから固定作業に入った方が、安心です。背面もカバーしたいときは、新たにすのこを背面から被せて同じ要領で留めるだけでOKです。
釘やビス留めが面倒だというのであれば、100均のグルーガンや木工ボンドで留めてしまうことも可能です。カットが必要であれば、ホームセンターで50円前後からお願いすることができます。
廃材ダンボールを再利用できるエコ家具
ダンボールがあれば、家具を作ってしまうこともできてしまいます。型紙のダウンロードもできるので、誰にでも簡単に余っているダンボールで家具を作ることができます。
廃材ダンボールで作ることができる家具には、ティッシュボックスや小物入れなどから、机や椅子のような本格的な家具まであります。初心者に向いている簡単なダンボール家具では、小型家具のケーブルボックスやマガジンラックにスリッパラックあたりから始めると、ハードルが低いかもしれません。
ダンボールのDIY家具の型紙のダウンロード先の一例として、こちらを参考にしてみてはいかがでしょうか
→ http://mago.pepper.jp/ccil62.htm
ダンボールも無駄にすることもなく、エコなDIYです。ダンボールのDIY家具は、大型の工具を使うDIYに比べて怪我の可能性も低いのも魅力なので、初心者に向いているDIYだといえます。