カーテンを自作したいと思う方も多いと思います。
新築を建築した場合、費用がかかることもありますし、自由に自分の作りたいものを作るのがいいという方も多いことでしょう。一見カーテンを作ることは難しく思いますが、洋服のように無理な形のものを縫い合わせるものではなく、四角いものを制作するだけですので、ものによっては、それほど難しくなく作ることもできます。
おしゃれなカーテンを自作する方法
実際に一番作りやすいカーテンは、レースのカーテンなどの薄地の素材です。下にスカラップなどの刺繍が入っていると、その部分は縫わなくても仕上げることができます。
必要な材料・部品
しっかりしたカーテンを制作するにあたっては、生地以外にも専用のカーテン用の部品が必要になります。以下の材料を一通りチェックしてみましょう。
- カーテン用の芯地
- カーテンウェイト
- ウェイトテープ
- アジャスタフック
- カーテン用ポケット芯地
- タッセル芯地
カーテンの上部につける、フックを差し込める芯地です。
カーテンの裾にいれることで、カーテンのプリーツを安定させます。
カーテンの裾に貼ることによって、カーテンを安定させます。これが無い場合は、裾を折り返して縫うことで安定させます。
カーテン上部についている、カーテンを留めるためのフックです。
アジャスタフックを引っ掛けられるようにする、フックを差し込める芯地です。
カーテンを開けたときに閉じるタッセル用の芯地。
作りたいカーテンにあわせた道具選びを
カーテンはその仕様も形も様々。作りたいものにあわせた道具選びが必要です。
例えば最近はシェードなどのメカキットなどが人気なんですよ。これはカーテン紐を使ってたくし上げる形式のもので、部屋の中のアクセントにもなるものです。
また、必要な生地なども、カーテンショップで購入することもできますが、フリルひだによって、横幅は大きく変わります。一番シンプルなドレープで1.5倍から2.0倍ほどです。もっとドレープが必要な場合はさらに必要になります。
また、使う道具はミシン、針、糸、メジャー、チャコペン、鋏、糸切り鋏なども必要になります。必要な場所によってはロックミシンが必要になることもあります。これは、ない場合は三巻処理などをすることで解消できます。
ミシンは、薄手のものなら問題ありませんが、厚地になるとモーター力のあるミシンでないとなかなか縫えなかったり、縫ってもモーターに不具合が出ることもあります。これは、そのミシンの性能にもよりますので、どこまでできるのかよく確かめることが大事になります。
家で作る場合のコツ
家庭で制作される場合、すべる生地が多いので、簡単なピンやクリップなどでなく、仮縫いをしておいたほうが無難に仕上がります。すべる生地は、ミシンの送りでどんどんずれてしまう癖があるので、事前に縫っておくほうが楽なのです。
このような器具やパーツを利用することで、好みのカーテンを思うままに作ることができるのです。
皆さんも、色々と調べて、自分の好みのカーテンを作ってみてくださいね。
最終更新日:2014年6月2日