暑くなってくると、冷蔵庫のにおいが気になるものです。この臭いの原因は、冷蔵庫でこぼれてしまった食べものや、調味料、そして食器やタッパーなどに移ってしまった臭いなど。
冷蔵庫の気になる匂いに!消臭効果のある身近なグッズ5選
これからの季節いつでも快適に冷蔵庫を使えるように、ということで身近なもので冷蔵庫のにおいが取れるものを5つ集めました。
掃除にも使える重曹でにおいを取る
重曹は、冷蔵庫に付着している油汚れ、ドアの手垢、生もの臭も取ることができます。冷蔵庫は、食品を保管する場所なので、冷蔵庫の拭き取りも重曹で掃除しておくと安心です。確実に冷蔵庫の臭いを取りたいときは、まずは冷蔵庫の中を重曹水できちんと拭いてから、重曹を中に入れて消臭すれば効果的です。冷蔵庫の中と外側の掃除で使う重曹水は、100mlのぬるま湯に対し重曹を小さじ1杯程度溶かすだけで簡単に重曹スプレーができます。重曹スプレーで冷蔵庫の中を拭いて消臭した後に、ビンに重曹を入れて冷蔵庫に入れておくだけで、3ヶ月程度、重曹が冷蔵庫の除湿と消臭をしてくれます。もしもふたをするときは、ガーゼをかぶせて輪ゴムで留めておけばOKです。
除湿した重曹は、固まっていることもあります。除湿と消臭に使った後の重曹は、再び掃除用として再利用もできます。
炭も冷蔵庫のガンコな臭いが簡単に取れる
100均では、除湿消臭効果の高い炭が充実しています。竹の備長炭が売られていることもあるので、冷蔵庫の消臭にも使えます。備長炭は臭いの吸着に優れているという特徴があるからです。他に100均で購入できる消臭効果の高い炭といえば、ヤシ殻活性炭があります。活性炭と炭の違いは、活性炭の方が炭の倍の除湿消臭能力があることです。
活性炭の表面積は、炭の表面積の倍以上あるので、炭の倍以上の消臭効果があります。
使用済みのコーヒー豆で冷蔵庫の臭いが消える
コーヒー豆も炭のように多孔質という特徴があるので、コーヒー豆には、炭のような消臭力の高さがあります。使用後のコーヒー豆は、天日干しする必要がありますが、半日から2日程度で乾くので、完全に乾いてからの使用します。濡れたまま使うとカビが生えてくることもあるためです。乾いたコーヒー豆は、使い捨てのお茶パックに入れれば、使用後のコーヒー豆は、冷蔵庫の消臭剤として機能してくれます。お茶パック以外では、通気性の良い布に包むか、空き瓶に入れてもOKです。
買い物でもらう保冷剤が冷蔵庫の消臭に使える
使う予定は特になくても、とりあえず冷凍庫に、とためてしまいがちな保冷剤。実はこの保冷剤が、冷蔵庫の消臭にも使えたりします。保冷剤は、水と高吸水性ポリマーでできています。水を吸水している状態の吸水ポリマーに消臭効果がある理由は、小さなくぼみがたくさん出ることで臭いが、吸水ポリマーの凹凸に付着するという仕組みになっているからです。高吸水性ポリマーは、水分を吸収して固めるという特徴があるため、携帯トイレや紙おむつ、生理用品にも使われています。消臭剤として使う場合は、大きく広げて使った方が、臭いの吸着面積が広がるので消臭効果が高まります。
余った保冷剤を消臭剤として再利用できるこの方法は、おしゃれな消臭剤としてリメイクすることも可能です。水性マーカーや食紅、絵の具などで色を付けて雑貨を飾って再利用もできるので、アイデア次第で季節感を演出する消臭剤としても活用できます。アロマオイルを垂らして混ぜれば、芳香剤としても再利用できます。吸水ポリマーは乾燥したら、新しいものに替えましょう。
小さな子やペットと同居の方は、誤食の可能性もあるので、届かない場所で使用するなど十分に注意が必要です。これからの季節は、保冷剤をもらう機会が増えるので、冷蔵庫の消臭剤や家の芳香剤として再利用してみてはいかがでしょうか。
煎茶の出がらしで冷蔵庫を消臭する
煎茶の出がらしをフライパンで焦げないように注意しながら、乾かします。茶殻は、雑菌繁殖しやすく腐りやすい特徴があるので、しっかりと乾かします。天日干しでもOKですが、完全に乾いたことを確認してから再利用しましょう。乾燥した茶殻を冷蔵庫に入れると、消臭剤として効果を発揮します。