マンションに住んで11年、ずっと窓の結露に悩まされていました。毎朝結露をふき取っても15分もすると窓辺はべちょべちょ。そのうち壁紙やフローリングの床にもカビが発生し、木でできた窓枠は水気を吸って膨らみ、ひどい状況になってしまいました。そんな我が家の行った結露対策です。
結露の原因を知って対策を。
夫婦二人で暮らしていたころは特に気にならなかった結露。いくつもの原因が重なって、この結露を起こしていたのです。みなさんも、結露に悩まされているけれど、拭いても拭いても翌日には…という場合は、園原因を探ってみてください。
加湿器を使っていませんか?
原因は出産後から使っていた加湿機能付き空気清浄器でした。
インフルエンザや風邪の予防には加湿と聞いてからは毎日室内の湿度を60パーセント前後に保っていました。
特に、朝結露が出来てしまう場合は、寝る前の加湿器は控えましょう。
換気扇を回していますか?
我が家では、部屋に冷気が入ってこないようにするために壁に付いている24時間換気用の穴をパテでふさいでしまっていたのです。
湿気が逃げる隙間を与えず、どんどん加湿していたために結露、そしてカビという悪循環に陥っていたのです。
換気穴をふさいでしまうお家はあまり無いかもしれませんが、換気扇を回すだけで結露対策になりますので、夜寝る前などに回してみると良いでしょう。
原因を無くす行動を
子どもも少し大きくなり抵抗力もついてきたことから室内の加湿をやめてみることにしました。もちろん換気孔のパテを外して空気の通り道も作りました。
とにかく家に湿気をためないことが大事なので調理で出る湯気も換気扇をフル回転させて外に逃がします。
すると雪が降るくらい寒い日以外はサッシ部分に結露が出来るものの前のようにべちょべちょに濡れてしまうということが無くなりました。
現在はサッシ部分にも結露対策の断熱シートを貼っているので毎日ぞうきんで拭いていた頃に比べると、サッシを拭くのはごくたまに。とても快適に暮らせるようになりました。
部屋の加湿は30パーセント以上あれば、そんなに喉も痛くならないしインフルエンザの予防としては加湿するよりは手洗いうがいのほうが大事だということも分かりました。
そして、必要以上の加湿はカビの発生を促し健康にとっては良くないものだと実感したのです。
結露対策のまとめ
我が家の結露対策としては、
- 部屋の換気をしっかりとし、無駄な湯気や湿気は外へ逃がす。
- 換気孔をふさがず、空気の通り道を作る。
- 過剰な加湿をしない。気密性の高いマンションに加湿器は不要。
- サッシ部分を中心に断熱シートを貼る。
将来的にはエコガラスなどの結露しない窓にリフォームしたいですが、窓ガラスを交換しても、サッシ部分は結露するそうなので、サッシも樹脂サッシに交換できると良いのですが、費用の部分ではかなり厳しそうです。
最終更新日:2014年5月31日