アメリカンカントリーの雰囲気が大好きな私が、普通の家をアメリカンカントリー調にした際の小ワザを紹介したいと思います。
そもそもアメリカンカントリーとは、よく昔のアメリカ映画に出てくるような、木のぬくもりを感じる田舎風の素朴なスタイル。赤茶色の木、白い陶器、編みこまれたバスケットなど、温かみのある雰囲気が特長です。
家を購入するときはぜったいログハウス!と決めていましたが、3年前に購入したのはごく普通の中古住宅でした。
ただ、地下室があり屋根も三角屋根なので、一見は普通ですが、実はちょっと個性的な家でそこに主人が気に入り購入しました。
家の中は白い壁がほとんどで、梁などは茶色の木のクロスが張られていて全体的にナチュラルな印象のお家。とはいえ、カントリーな感じはもちろんなく、ゼロから始めなければなりません。
この家の中でアメリカンカントリー調にしたのはダイニングとキッチン。この空間に関してはどんな風に模様替えをしても主人に文句をいわれることがないので、私好みのカントリー調に仕立てました。
普通の家をアメリカンカントリー調に変身させる方法
1 ファブリックからアメリカンカントリーに!
引っ越して、まずはじめにしたことは、ダイニングのカーテンを小花殻で統一することでした。やはりカントリーといったらかわいい花柄です!アメリカンカントリーの小花柄は、白地に赤を基調にした小花柄が多く、木の家具などに良く映えます。
アメリカンカントリーでは、もう1つ使える柄があります。それはギンガムチェック。柔らかい感じの赤色のギンガムチェックは、小花柄同様に雰囲気を作り出します。
我が家では、部屋の片隅にある棚などにギンガムチェックの布をかぶせてカバーをしました。布一枚加えたことで、部屋の雰囲気が一気にアメリカンカントリーになるから不思議です!
しかもこの布は端切れ布として格安で売られていたものなので、とてもリーズナブルにアメリカンカントリーを手に入れることができました。
柄と柄はケンカしそうと思うかもしれませんが、色を白と優しい赤などに統一することで、部屋のイメージがまとまります。
2 手作り家具でお金をかけずに雰囲気アップ!
ここまでの作業+小物などでだいぶカントリー調にはなっているのですが、目に見える大きな家具などをカントリー調にすると、一気に雰囲気が出ます。
もちろんアンティーク調の家具を買っても良いのですが、なかなか費用がかかってしまうところ。なんとか安く出費を抑えたいですよね。
・・・これは、木目調のカラーボックスに白いペンキを塗って解決しました。よくホームセンターに千円くらいで売っている、木目調のカラーボックスです。
ポイントはべったり塗らないで、少しムラがあるくらいに塗ること。下から木目がうっすら見えていい雰囲気なのです。
お部屋に応じて、このカラーボックスを重ねたりすれば、立派な大きい棚が出来上がります。もちろん1つだけでも存在感がありますよ。
3 最後の仕上げは小物とライティング!
ここまで来たら後一息、温かみのある空間づくりのためには、シンプルにならないほうがより雰囲気がでるのです。
窓辺にはできるだけ鉢植えの木や花を飾り、壁には家族の写真を貼り、子供が書いてくれた母の日の似顔絵を貼り、できるだけ殺風景にならないようにしました。
あとは食器を白い陶器にしてみたり、すこしアンティーク感のあるフォークやナイフなどのカトラリーを使ってみたり、ギンガムチェックや小花柄のテーブルカバーをかけたりすると、いっそうカントリー調に近づきます。
そして最後の決め手は照明!白熱灯の白っぽいライトは、どうしても無機質な感じが出てしまいますので、オレンジの淡い光の電球に変えてしまいましょう。
これで、立派なアメリカンカントリー調のダイニングの完成です。
ダイニングだけでなく、リビングや寝室なども、同じ要領でやれば大丈夫ですので、是非チャレンジしてみてくださいね。
最終更新日:2014年3月24日