引っ越しの事前準備について、お話しします。
私の引っ越しは、自分個人の引っ越しを含め5回行っています。個人では3回引っ越しをしています。そして引っ越し屋のバイトも2年ほどやっていました。その経験も含め、今回は家族の場合について気づいた点をお話しします。
私は両親を含め5人家族です。私は現在40歳ですが、初めの引っ越しは私が小学校時代にアパートから一軒屋への引っ越しし、2回目は建て替えのため10年程前に引っ越しをしました。2回目の建て替え時も引っ越しが必要になります。
引越しの際に気をつけるべきポイント
元引越し屋さんの経験者の立場から、引越しで気をつけるべきポイントや、知っておくと便利なことを紹介したいと思います。
荷物の配置は事前に決める!
現在持っている荷物や家具の配置などを事前に決めておく必要があると思います。
当日悩んでいると、引っ越しの業者もある程度の所でやめてしまいます。と言うか繁忙期などでは、1日に3~4件も彼らはこなすため、早めの決断が必要になるからです。
特に重いもの、例えば机や本棚、タンスなどはきっちり決めておかないと、後からの移動は大変です。家族と相談し、誰がどの部屋をどのように使うか話し合い、家具の位置を事前に決めておきましょう。できればラフ図を書いておき、当日引っ越し業者のリーダーに渡しておくと作業がスムーズで早く終わります。
迷ったら2階へ運ぶ!
物の配置が決まらない!という場合は、一軒屋で2階がある部屋で迷ったらとりあえず2階の部屋に運んで貰うと後が楽です。1階は数日間片付かないまま生活空間になるので、できれば必需品以外は2階へ一次格納しておいてもらうほうが良いと思います。
それに、1階から2階へ荷持を運ぶのは大変ですが、2階から1階へ下ろすのは楽だと思います。少しずるいかもしれませんが、せっかくお金を払うのですから業者をうまく活用しましょう。
マンションなども場合は、大きな家具などであれば下に布を引いておくと、その布ごと引っ張ることができるので家具の移動が楽に行えますし、新居に傷がつく確率が低くなります。
思い切って捨てること
例えば建て替えの場合、これは全て一次的に別な場所(例えばコンテナなど)に保管し、それからまた新居に引っ越さなければなりません。その場合よくありがちなのですが、荷物が増えている場合があります。新居のため新しく家具を新調したり、備え付けの家具を入れていたりする場合があるのです。かなりの確率でオーナーさんがこのことを忘れていたりします。
荷持を運び入れて、最後の方に近づいてくるとこの事が発覚したりします。
大手の引っ越し業者は荷物の量を見れば、作業を始める前にだいたいわかるのですが、新米のリーダーや新しい引っ越し業者、中堅の引っ越し業者などはそこまで計算せずに、オーナーに言われたまま行うのでこのようなことが起こります。
結果最終的に荷物が入りきらず、ベランダや庭に置き去りになるということも珍しくありません。これはアルバイト時代にもよくありました。
そのようなことから、引っ越しをする前にある程度の断捨離が必要かと思います。これは、賃貸でも持ち家でも、マンションでも一戸建てでも同じですね。
これはとても大切で、新居になった場合、本当に必要なものかどうか家族で検討しておく必要があります。今では中古業者が家まで来てくれて、値段がつかないようなものまで値段を付けて引き取ってくれたりすので、そのような業者を使うのもひとつの方法だと思います。
事前の打ち合わせやイメージ共有を
最後に、大切なのは家族での綿密な事前打ち合わせ、引っ越し後のイメージ、引っ越し業者(特にリーダー)との事前打ち合わせをし、時間、配置、何をどこまでやるのかという内容を係る全員で共有しておくことだと思います。
皆さんも、素敵な引越しができるように、事前にしっかり準備をしてみてくださいね。
最終更新日:2015年5月4日