日本は平和な国ですので、意識をしないと、防犯対策を怠りがちです。しかし、平和な国でも一定量の犯罪はあり、自分がそれに遭遇する確率もゼロではないのです。
私の場合は、以前、自宅駐車場に止めてある車にいたずらされるという被害にあったため、自宅の防犯対策を根本から見直しました。警察に相談しても現行犯でなければ動けないと言われたからです。
防犯カメラで犯罪防止
1度、こういった被害にあうと、色々対策が取りたくなります。もちろん具体的な被害でなくても、周囲で泥棒や不審者が出たというニュースなどがあると、不安になりますよね。
私の場合は家に防犯カメラやセンサーライトをつけることにしました。やりすぎと思われるかもしれませんが、何かあってからでは遅いというもの。保険だと思い投資をしてみるのも1つの手かと思います。
防犯カメラの設置
まず最初にしたことは、出入り口に赤外線の防犯カメラを設置することです。
駐車場と玄関を中心に、4台の防犯カメラを取り付け、その様子をモニターで監視することにしました。けれど24時間監視することはできません。
防犯カメラの設置
そこで録画ができる500GB大容量HDD搭載4chデジタルレコーダーを購入してモニターとつなぐことにしました。それはインターネットで探したものですが、4台のカメラに対して画面が4分割できて録画の日付もはっきりとわかるところが気に入っています。
そして遠隔でも確認ができますから、出先でもスマートフォンで自宅の様子を確認することができます。
ずっと録画し続けていますが、容量が一杯になれば上書きされて新しいものから順次録画できます。パソコンにもつなぐことができますし、録画した画像をバックアップすることができますから、証拠を掴むという点においてはこちらの希望に叶った商品だと満足しています。
防犯カメラの精度を上げるセンサーライト
そして自分でできる簡単な防犯対策も実施しています。
防犯カメラの写りを良くするためにセンサーライトも設置しています。いくら赤外線カメラを取り付けたといっても、外が暗いと写りはよくありません。そこで人が通ると反応するセンサーライトを設置しました。そのおかげでカメラの写りは格段に良くなりました。
より安心のためには防犯ブザーを
そしてもう一つは、人が近づくと音が出るブザーも設置しました。気休めであってもないよりはましという感じで念の為に取り付けました。
夜間などは室内にいると外の状態がわかりにくいものです。自宅近くを人が通ると音が鳴りますから、その都度カメラのモニターを見る癖がつきました。そんな意味では便利ですが、それ単体ではあまり効果は期待できません。何かと組み合わせて使うことをおすすめします。
家一軒の防犯というとどこを重点的に防犯対策を取るかということになりますが、我が家の場合は被害があった箇所に集中して対策を練りました。
でもそれ以外の場所に関しても簡単な方法を取っています。外観から「入りにくそうな家」にすることが大事と考え、ダミーのカメラを人目につく場所に取り付けました。そして美観と防犯の両方の目的で、庭のフェンス沿いにつるバラを植えて這わせています。バラの刺は衣服に引っかかりますから、侵入者にとってはありがたくない植物です。
やはり安全のためには自分でできるあらゆる方法を試すことは必要です。少々の出費があったとしても、それは安全料と割り切ることが大切です。自分の身は自分で守るしかありませんし、何かあってからでは遅いのですから。