私は、20代の中頃まで寝付きがとても悪く、寝起きも最悪で、学生時代は学校を遅刻してばかりいました。
社会に出てからも、この寝付きと寝起きの悪さで、仕事に遅刻してしまうこともしばしば…。
寝坊しないようにと、目覚まし時計を2つも3つもかけて眠る毎日でした。
浅い眠りが自転車で安眠生活へ
当時の私は疲れやすく、夏にはすぐに夏バテしてしまったり、胃腸が弱かったり、風邪をひきやすかったりと、とにかく体力がなかったように思います。
私の眠りの特徴としては、翌日朝早いなど、寝なくてはならない時に寝ようと思えば思うほど眠れない、布団に入ると足がムズムズ感じたり、ちょっとした枕の高さや物音が気になったりして眠れない、朝は眠くて眠くて目覚ましが鳴っていてもつい2度寝してしまう、といった感じでした。
それが変わったのはダイエットのためにと自転車通勤を始めてからです。
頭だけが冴え渡ってしまっていた今までと違い、身体が疲れているせいで、ぐっすり眠れるようになりました。それと同時に、それまで夜型だった生活が通勤に時間がかかるため、早起きするようになり、夜寝る時間も少しづつ早まっていきました。
朝、陽の光を浴びると体内時計がリセットされるといいますが、まさにそんな感じです。
早起きして、身体をたくさん動かして、ご飯をしっかり食べて眠る。
今までの自分は眠れなかったんじゃない、眠るほど疲れていなかっただけなんだと思いました。
それからは、時々眠れない時があっても、一日くらい寝なくたって死にはしないと思えるようになり、「眠る」ということに対して強迫観念というか、プレッシャーがなくなった気がします。
眠ろう!というプレッシャーを感じない生活を
今、不眠の人を見ていると(主人が寝付きが悪いです)不眠の一番の原因は「寝なければならない」というプレッシャーな気がしています。
眠れない、寝付きが悪いという人は、朝日を浴びて運動して、それでも眠れなければ、いっそ寝るのを諦めてみたらいつの間にか眠っているかもしれませんよ。
最終更新日:2014年4月12日