地震時の避難場所の設定など、家で出来る地震対策。

東日本大震災の甚大な被害を目の当たりにして、地震の怖さを改めて感じました。

関西地方では以前阪神淡路大震災があり、その時の教訓から、普段からの地震への備えは重要だと肝に銘じていたはずでした。

しかし、時とともに記憶は薄れてしまうもので、どこか地震は来ない、と思って暮らしている自分がいます。

やはり常日頃、防災の日など機会を見つけては思い出して確認することが大切だと思います。

部屋

家で出来る地震対策

まずは家の中の地震対策という事で我が家で行っている地震対策をご紹介します。

1.避難場所の設定

これは地震後の広域非難場所ではなく、家の中で地震に遭遇した時、とっさに逃げるスペースです。

大きな揺れでは身動きが取れなくなるので1階、2階ともに、とっさに逃げ込める物が倒れたり落ちてきたりしない場所を普段から家族で確認し合っています。

トイレやお風呂場が安全と言われますが、いざ揺れてから移動するのは困難です。普段過ごしているリビングやダイニングに1箇所は安全地帯を設けます。

背の高い家具が無い、壁が多い、つかまる場所があるというスペースを作ります。その周辺には、壁掛けなど落ちて危険な物は設置しません。

2.家具は固定する

家の中で大きな被害の原因になるのが、家具の転倒です。

大型の家具は金具で壁に固定したり、下に転倒防止のストッパーを挟み込んだりします。

最も安全なのは造りつけの家具です。置くタイプのタンスよりもウォークインクローゼット、書棚よりも、造りつけの壁面収納など、そのものが倒れない収納をあらかじめ設計しておくと安全な場所が増えます。

収納のドアが開き戸の場合は耐震ラッチを付けて、揺れを感じたら自動的にロックされる機能を付けると安心です。

3.備蓄品

水や食料ももちろん大切ですが、断水は様々な問題を引き起こします。一番困るのはトイレではないでしょうか。我が家では簡易トイレを備蓄しています。

その他にも、用意しておけばよかったとよく言われている、簡易シャンプーなども、腐るものではありませんので容易しておいて損はないでしょう。

スポンサーリンク
まろんさん/子供1人と夫婦の3人家族/滋賀県
公開日:2014年3月10日