小さい子どもがいる家庭では、片付けが大変ですよね。
ものが散らかしっぱなしだと「汚くなる」という以外にも、「危険」という問題もでてきます。
怒らずにおもちゃの片付けをさせる工夫
3歳の娘は、外でも家の中でもボールで遊ぶのが大好きで、野球くらいのボールやサッカーボールを投げたり蹴ったりして、家じゅうにボールが転がっている状態でした。
1歳の娘もよちよち歩きを始めた頃なので、落ちているボールで転んだりするのが、とても心配でした。
また、私の住んでいるアパートは、一階に玄関があり居住スペースは2階というつくりです。階段の出入り口には、子どもが階段に落ちないようにベビーガードをつけていますが、3歳の娘は、ベビーガードの開け方を知っているので、もしボール遊びをしていて階段にボールが落ち、拾いに行こうと思ってベビーガードを開けてしまうと、下の子が、階段に落ちてしまう可能性もなきにしもあらずで、心配は募るばかりでした。
怒ることは子供の可能性を狭めることにも
家の中でボール遊びをしないように、強く怒ってもいいのですが、以前家の中のケーブル類を触らないように、注意し続けたら、紐関係に興味を持たなくなってしまい、今でも縄跳びをしないようになってしまったので、ボール遊びについての注意の仕方を変えよう思いました。
それに怒るというのは親側も出来ればやりたくないことですし、大変ですよね。
片付けも遊びの一環に
いろいろ試しましたが、上手くいった方法は、ボールの片付けを遊びにしたことでした。
片付けるというよりも、運動会でやる玉入れの小さい版を自作しました。
この玉入れによって、家の中でもボール投げはしますが、玉入れに向かって投げるので、家じゅうにボールが散らばることはありません。玉入れを子ども部屋に置いておけば、まず部屋からボールが出ることはありませんし、階段に落ちることはありません。
たまに気分を変えて、玉入れを居間に移動することはありますが、その時は私たち親の目が届くので、以前と比べるとだいぶ心配は小さくなりました。
大人にとっては片付けでも、子どもにとっては遊びに思える工夫をすることが、子ども部屋や家の中が無法地帯にならないコツだと思っています。
今作成中なのがレゴブロックを片付ける袋です。レゴブロックを食べ物にして人形と遊んでいるので、口が開いている人形に食べさせてお腹の袋に入れるようにしたいと思っています。
みなさんも、「片付けなさい」と怒るのではなく、子供が興味をもって片付けられる工夫をしてみましょう。