電気を変えて、電気のガラスケースを掃除しても、なんとなく部屋が暗いかもという悩みがありました。部屋全体を見渡していろいろ原因を考えてみたら、もしかしたら、障子を張り替えていないことが原因かも?と思ったので、さっそく障子を張り替えてみました。飼い猫は8歳で今はイタズラをしませんが、小さいころにイタズラしたときの猫の爪の跡が弾丸のようになっていたことも気になっていたので、張り替えを決行です。
部屋を暗くさせていた障子は、経年劣化を感じさせる日焼けとシミと猫の肉球のイタズラの弾丸のような跡だらけという障子でしたが、見違えるほど部屋が明るくなりました。障子を張り替えしたら、なんだか心につっかえていたものが取れたような清々しい気持ちになりました。
障子の張替えは自分でもできる
使った障子は、アサヒペンの無地の障子です。ホームセンターで600円くらいでした。サイズは紙幅94cm×長さ8.6mです。ヨコ94cmタテ215cmのものが4枚入っています。作業人数は二人で4枚の障子を張り替えるのに、4時間くらいかかりました。
用意したものは、障子用のワンタッチのりとバケツとのりバケと容器、カッターと定規と刷毛です。古い障子の上から桟まで湿らせるように、水で濡らした刷毛を滑らせます。5分くらい経ったころに、丁寧にゆっくり障子を剥がしました。障子を剥がすとけっこうな量の古い障子のゴミが出ます。
次に取り掛かった作業は、桟に残っている古いのりを取ります。完全に乾いてから、障子貼りの作業をスタートさせました。全て障子紙の商品の説明のとおりに進めました。
商品に入っている仮止めテープで障子を固定させながら、障子を半分くらいまで広げました。ゆっくりそのまま全体まで障子を進めたら、障子の大きさよりも少し長めのところで一旦、カットします。この作業までくると、もう少しで終わる、頑張れ・・と自分に言い聞かせながらの作業になりました。
貼り替えが終わったら、定規を当ててゆっくり丁寧に枠に沿って、障子をカットしていきます。ここまで来ると作業は終盤に入っていて完成まであと少しの状態なので、気持ちが楽になってきました。
障子のりが完全に乾いた後に、水の入った霧吹きで障子に水を吹きかけていきます。障子をピンと張らせるためにやりました。たるみが著しい場合に、霧吹きするという説明がありましたが、特に目立ったたるみもないのに敢えて霧吹きをしてみました。仕上げとして霧吹きしておけば、きれいに伸びて張ってかっこよくなるかも、と思ったからです。
霧吹きしてみて正解でした。そんなにたるみはありませんでしたが、仕上げの作業としても霧吹き作業はいいかもしれない、と思った障子貼り替え作業になりました。
障子を張り替えた後ですが、明るい時間帯の光の取り入れ方が今までと全然違います。夜でも部屋の雰囲気は明るいです。これからの季節は、部屋にいくらでも光を入れたいときなので、障子の張り替えは、ちょうどいい冬支度のリフォームでもあると思いました。