毎年夏になると、どうやって室内の温度や体感温度を効率よく下げようかと考えます。健康のことを考えてできるだけ、エアコンに頼りたくありません。暑いときには自然の涼しさを最大限に活用できるようにしたいものです。
また夏場の強烈な直射日光をどのように遮るかで、部屋の中の温度も大きく変わってきます。昨年まで我が家では、南側の窓ぎわにすだれを立てかけていました。効果は抜群で直射日光を避けることができるので、日陰ができて部屋の中はとても涼しくなります。
でも今年は新しい方法を試してみました。最近の建築物の中には、屋上に緑を敷き詰めることで建物全体の温度を下げることに成功したものが沢山あります。もちろん家の壁に緑や葉っぱを敷き詰めるわけにはいかないので、すのこ板を活用することにしました。
まず10枚ほどのすのこ板を組み合わせて一枚の大きなすのこ板にします。ちょうどすだれのように窓に立てかけられる大きさにしました。そして南側の窓に立てかけました。これだけでも直射日光を遮ることはできるのですが、すのこ板の下に朝顔やヘチマを植えてみました。
つまり植物を成長させて、すのこ板にからませながら伸びてほしいというねらいです。私のねらいは成功しました。夏の一番暑い頃には、植物のつるや葉っぱがすのこ板全体に伸び、あさがおの花も毎日咲きました。
すのこ板と植物が完全に日光を遮ってくれ、すだれよりも更に涼しい風を取り込むことができました。究極のエコ生活という感じがして、とても嬉しくて楽しく生活することができました。最近もご近所の奥さんや子供たちが、すのこ板にまきついたヘチマやあさがおの花を見に来ていました。すのこ板の日よけは見た目にごつくて決してスマートではありませんが、時期が終われば取り壊すことも可能なので気軽でとても便利です。今後も上手にすのこ板や植物を利用して、自然に囲まれた生活を送りたいです。
最終更新日:2014年2月13日