断捨離を始めてみたけれど、結局失敗に終ってしまった!という方も多いようです。方法はわかっているけれど、やはり物への情やもったいないという思いが出てしまい失敗に終ってしまう。という方がほとんど。そんな時、どのように対処したら良いのか、対策を紹介します。
断捨離のよくある失敗とその対策
断捨離したくてもなかなか捨てられないという悩みは多いですね。私も以前はそうでした。どれもこれも思い出があったり、まだ使える、もったいないと思ったりして、捨てられない人でした。
物を捨てて、部屋をスッキリさせようと思っていたのに、物を移動しただけで終わってしまうことがよくありました。
①思い切って捨てられない時の対策
そんな悩みをお持ちの方には、一度に断捨離せず、段階的に断捨離するのをおすすめします。
私は今年、衣替えの時期に服の断捨離にとりかかりました。夏服がボトム、トップス合わせて30着あって、1回の断捨離でとりあえず25着になりました。捨てた5着は去年は着ていたけど、今年はもう着ないだろうと思われる服です。
でも、まだまだたんすに余裕はありません。もう少し捨てたいところですが、捨てたくない服ばかりです。
また1ヵ月後にもう一度同じエリアの断捨離に挑戦しました。すると1ヶ月前には必要だと思っていた服がもう必要のない服だと分かりました。サイズが合わなくなっていたり、流行が過ぎていたり、趣味が変わっていたりして、あれから1度も袖を通していないんです。1度も着たいと思うことがなかったんです。
こうして夏服がさらに減り15着になりました。夏服は半分になってしまいましたが、残った服はお気に入りの服ばかり。どの服を着ていても気分がいいし、サイズも今の体型にぴったり。服選びのストレスも減りました。たんすは出し入れしやすくなりました。
何度か同じ物と向き合っているうちに「いる」「いらない」の感性が研ぎ澄まされていきます。段階的に断捨離すると、何度か物と向き合う機会があるので、捨ててから後悔することも少なくなると思います。
②物が多すぎ着手できない
どこから手をつけて良いか分からず、なかなか始められない!という場合は、まずは小さいエリアから始めましょう。例えば財布の中です。いらないレシートや期限切れのカードがありませんか?また手帳にいらない資料が残っていませんか?
やる気がしないときも財布や手帳からウォーミングアップをしてみると、断捨離モードに火がついて、たんすやキッチンなどの大物に取り掛かりやすくなりますよ。たんすやキッチンも、一度にやろうとせず「1日、引き出し1つだけ」と決めて断捨離していくのもいいです。
引き出し1つすっきりしただけでも「自分でもできるんだ」という自信につながっていきます。15分だけ、30分だけと時間を区切って、アラームをかけるのも、時間を意識してスピードアップできるのでおすすめです。
また、私はよくスーパーの大き目のビニール袋を用意して、それがいっぱいになるまでと決めて断捨離しています。断捨離に焦りは禁物!一度に断捨離をしようとすると必ず挫折しますから、小さいところからこつこつと楽しみながら見直していきましょう。
最終更新日:2014年5月20日