夏は冷房のためのエアコンと、冷蔵庫の開け閉めが増える事で電気代がアップします。
少しでも電気代を節約するために、エアコンと冷蔵庫の使用に関する注意点を挙げて見ます。
お掃除ロボット付きのエアコンに注意!
まず、エアコンはフィルター掃除を行い、エアコンの効きを良くする事が必須です。
これは誰でも知っている事ですが、最近増えているお掃除ロボット付きのエアコンに落とし穴がある事は意外と知られていません。
お掃除ロボット付きのエアコンは、電源を切る度に、綿ぼこりなどフィルターを掃除してくれる優れものです。
しかし、リビングダイニングなどで鍋物をしたり、喫煙者がいる場合に、フィルターに埃がへばりつき、お掃除機能では取れずに、フィルターが完全に目詰まりを起こす事があります。
お掃除ロボット付きでも、念のために、冷房として使用しだす前に、必ずチェックし、通常のフィルター掃除をした方が無難です。
夏の除湿モードにも注意を
また電気代を節約するつもりで、冷房ではなく除湿モードで運転させる人もいますが、夏場は除湿の方が電気代は高くついてしまうため、25~28℃の冷房運転をしましょう。
エアコン設置場所に合わせて、冷気を循環させるサーキュレーターを併用すると、設定温度を2度程度上げる事ができ、これもお勧めです。
更に室外機のファンの前に物を置いて熱風の拡散を悪くするのも冷房効率を悪くします。室外機はできるだけ風通しを良くし、直射日光を避けるフードを上面に設置すると良いでしょう。
夏の電気代節約には冷蔵庫も対策を
次に電気代が掛かるのは、冷蔵庫です。冷蔵庫の庫内調節は夏場でも中でOKです。
これも常識になりつつありますが、冷凍庫はできるだけギッシリと冷凍食品などを詰め、冷蔵庫は詰めすぎない事が重要です。
また、夏場になると、冷たい飲み物などを家族がバラバラに何度も開け閉めする事が多くなりますが、家族に声を掛け、一度に冷蔵庫から出して開け閉めの頻度を下げる事も有効です。
一般的に言い尽くされている事ですが、それをきっちり守っている家庭は意外と少ないものです。ちょっとした差が1ヶ月、1シーズン分になると驚くほどの金額差になるのです。知っているだけではなく、実践する事が重要です。