春は犬や猫の換毛期にあたるので、犬や猫を飼っている方にとって今の時期は、ペットの抜け毛対策に苦戦している方も多いのではないでしょうか。犬と猫の換毛期は、春と秋の年に2回やってきます。換毛期は、夏と冬に備えて、犬や猫にとって体温調節をうまくできるようにするために、春と秋はいつもよりも大量の毛が抜けることがあります。
ペットの毛抜け対策5選
犬種や猫種によっても、換毛期の抜け毛の量には程度の差がありますが、可愛いペットのためにも、ペット自身と人間が快適に過ごせるようにするためにもということで、ペットの抜け毛対策を5つまとめました。
抜け毛を簡単に大量に取ることができるフーリーFoolee
フーリーは、フランスで開発されたペット用ブラシです。フランスでは、動物の関連法規は厳しいですが、ペットの飼育率が高いのでペット先進国といえます。そのペット先進国であるフランスで開発された、抜け毛対策ペットブラシなので、驚くほど簡単に効率よく換毛期の抜け毛を大量に取ることができます。
開発には、獣医師とトリマーが携わっているだけあり、ブラッシングのターゲットとなる被毛のアンダーコート(下毛)だけをつかむ仕様になっています。残しておきたいトップコート(上毛)はキープされるので、安心して使うことができます。
フーリーは、短毛種でも使えるうえに、人間工学デザインで設計されているので、手に完全にフィットし、長毛種でもフーリーならば痛がることなくブラッシングをさせてくれるので、人も動物も楽に短時間で簡単に、確実な抜け毛対策をすることができます。
個体差に応じて5kgまでのSサイズと、5kgから25kgまでのMサイズと、25kg以上のLサイズの3種類の選択が可能になっており、カラーバリエーションも10種類と豊富です。
飼い主のお手入れの気分を高めてくれる好きなカラーを選択すれば自然と、換毛期の抜け毛対策の手入れに積極的になれそうなデザインブラシになっています。
フーリーは、犬や猫だけでなく、うさぎやモルモットに、馬にも使える優れ物アイテムです。
短毛種用と長毛種用から選べる抜け毛対策ブラシ ファーミネーター
ファーミネーターもフーリーのように、簡単に換毛期の抜け毛を大量に取ることができる
ブラシです。フーリーとの違いは、カラーや形の見た目やグリップに握り心地の違いがあることくらいで、性能に関してはどちらも大差はありません。なお、ファーミネーターは、設計はアメリカでされた商品です。グリップの部分に関しては、フーリーの方が硬い素材になっているため、抜け毛がつきにくいというメリットはあります。
いずれにせよファーミネーターも、フーリーと同じように、アンダーコートだけを取る仕様になっているので、犬猫に安心して使うことができます。
シャンプーも抜け毛対策に有効
シャンプーも、抜け毛をある程度抑えることができます。ただし、犬や猫のシャンプーは、月に1回程度で十分です。どんなに多くても2回まで。シャンプーをしすぎると皮膚バランスが狂うことで皮脂が失われてしまい、バリア機能が低下してしまうからです。また、動物に使うシャンプーは動物専用のものでなければなりません。
耳に水が入らないように注意し、しっかりすすぎ乾かすことも大切です。
猫はもともとシャンプーが嫌いな傾向があります。無理にせずシャンプーが苦手な犬猫には、グルーミングスプレーや動物用の水のいらないシャンプー、または動物用のシャンプータオルでも十分に抜け毛対策として、役割を果たしてくれます。
ペット用サイクロンクリーナーで抜け毛対策ができる
換毛期は、カーペットやソファに大量についた毛に悩まされる日々が続くものです。アイリスオーヤマでは、ペット用サイクロンクリーナーというペットの抜け毛や猫砂などのゴミを強力に吸引してくれる掃除機が出ているので、こちらで屋内の抜け毛対策をすることもおすすめです。毛が絡まない特殊なヘッド構造になっているため、楽に抜け毛を掃除することができます。
安価なものでは、コロコロテープでのお手入れは、定番中の定番です。
空気清浄機
吸引力が強力な空気清浄機であれば、フィルターにペットの抜け毛が驚くほど付着します。
吸引力と消臭力がともに高く、ランニングコストも良く、ペットに適している空気清浄機を選択すると抜け毛対策には良いでしょう。条件全てを満たしているものの一例としては、ダイキンの空気清浄機が有名です。
犬は猫の頻度ほど毛球症は見られませんが、長毛種や健康状態によっては決して起こらないというわけではありません。胃に大きくなった毛球が溜まると、上手く吐き出すことができず、体調不良に陥ります。初期であれば、飲み薬で対応させることもできますが、症状が進むと手術というケースもあるくらいです。
愛犬や愛猫の換毛期に手入れをすることで、スキンシップも兼ねながら信頼関係を構築と、皮膚の健康状態もチェックできるというメリットもあります。ブラッシングは、毛球症の予防にもつながるので、ペットの健康のためにも、抜け毛対策はしっかりと行っていきたいものです。