実家の寒さ対策はおばあちゃん主導だったので、暖房器具に頼らない昔ながらの方法がいくつも使われていました。
特に暖房嫌いなおじいちゃん、おばあちゃんというのも多くいらっしゃいますよね。そんなときにはできるだけ体を冷やさないように工夫をしましょう。
暖房嫌いなおばあちゃんの寒さ対策
そんなおばあちゃんの知恵を紹介したいと思います。
1、窓には空気の層を作る
陽が入ってくるうちはカーテンを開けておけば、暖房がなくても意外と暖かいもの。
でも窓が大きい分、そのままだとまたあっという間に冷えてしまいます。
そこで外からあまり見えない、視界をさえぎっても気にならない窓には、エアパッキン状の断熱シートを張っていました。さらに冬の間開け閉めをしない窓は、ラップフィルムを使って擬似的な二重窓を作ってしまうグッズで完全防御。
空気の層ができるため、家の中の熱が窓から逃げづらく暖かさが持続します。
2、床に直接足を触れない
実家はマンションの4階だったのですが、下が空き家になっていると床から寒さが染み込んできます。
全面的にカーペットなどを敷くことはできなかったのですが、テーブルの下など一部分だけでもラグがあるとそれだけで大分違います。うちではさらに、その下にダンボールを敷くことで防寒効果を強化していました。あるのとないのとでは、体感がぜんぜん違います。
あと、10歩くらいの短い廊下でしたが、冬の間だけはスリッパを使用していました。
3、厚着はポイントをおさえて
体温がある程度保たれていれば、室温が多少低くても意外と寒く感じないものです。
冬の部屋着は、手首や足首までしっかり覆うものを着ていました。また、体幹を暖めるのも重要ということで、腹巻なんかも…。最近はダサくないデザインのはらまきなどもあるので試してみてはいかがでしょうか。
4、お風呂の効果は最大限利用する
寒かった日のお風呂は身も心もほかほかに暖めてくれます。バブなどの炭酸ガスなどがはいった入浴剤を使うと、お風呂からあがった後も暖かさが持続します。
お風呂からあがった後も、冷たいジュースやビールなどを飲みすぎると体が内側から冷えてしまうということで、ぬるめのお茶やお白湯を飲んでいました。
5、湯たんぽで朝までほかほか
手足が冷えて眠れなかったり夜中に目が覚めてしまうときは、湯たんぽを使います。
熱湯を注いでカバーにいれ、お布団の足元のほうに入れておくだけ。足が触れていなくても、お布団の中全体をじんわり暖めて冷えを和らげてくれます。どんなに寒い夜でも、朝目が覚めるまで暖かいままですよ。
最終更新日:2014年7月10日