家の中のバリアフリーをお考えであれば、まずは自分で出来る簡単なコツから行ってみましょう。
全面リフォームというのはやはりお金がかかりますし、もしするにしてもある程度時間を要しますのでその間の対策も必要です。
自分で出来るお家のバリアフリー対策
ここでは、ホームセンターに売っている材料などでできるバリアフリーの方法をいくつか紹介していきます。実際に暮らすかたと相談し、最適な方法をとりましょう。
フローリングのバリアフリー
フローリングって滑りやすくて危ないですよね。家の中の転倒というのは大変危険です。
しかし、絨毯を引くと、今度はダニの問題や、掃除が大変になったりもしますよね。
そんな時は、「コルクシート」をおすすめします。
ホームセンターなどに売っている、床に設置するタイプのコルク床です。
敷くだけで、フローリング床がコルク床になり滑らなくなりますので安心です。
段差を無くすミニスロープ
家の中のとびらがある場所って、少し段差があったりしますよね。
この段差、躓いたりするととっても危ないです。
こういった段差は、ホームセンターなどに売っているミニスロープで解消しましょう。
1500~3,000円くらいで購入することができます。
キッチンのバリアフリー
キッチンまわりっていうのは、包丁をつかったり、洗い物をしたり、腰をかがめる姿勢が多いですよね。
これでは腰に負担がかかってしまいますので、上下に高さを変えられるイスをおきましょう。
イスを置くことで、包丁を使う際もすこしもたれかかったりして楽な状態を維持できます。
同時に、キッチンが高くて使いづらいという場合は、低めのワゴンのような台を1つ置いておき、その上でコンロや水周り意外の作業をしてしまうというのも手です。
どちらも気をつけるのは、キャスターがついているほうが移動が楽なのですが、キャスターで滑って転倒してしまったりしないように、かならず固定できるストッパーがついているものを選びましょう。
こういったちょっとしたことでバリアフリーの対策ができ、お年寄りの暮らしやすいお家になります。
まずは、家のなかでどういった行動が大変か、どのような対策をとったらよいのか、きちんと確認から入りましょう。
最終更新日:2013年12月9日