地震の際のトイレ対策には3段階で備えよう!

我が家は、一般的なレベルより、だいぶ念入りに災害対策をおこなっていると思います。関東近郊で大きな地震が起きるとも言われていますので、みなさんも事前に対策を取りましょう。

災害時のトイレ対策など我が家の防災方法

トイレ

地震や災害については、家を決めるときから考慮をしていました。建物は新耐震基準で建てた鉄筋コンクリートのビルで、屋上には太陽光発電装置があります。我が家では主に家の中の防災を中心に備えています。

災害時のトイレ対策

地震などがあった後の生活として、非常に困るのがトイレです。我が家ではこれに三つの対策を用意しています。

一つは簡易式トイレです。「セルレット」30回分、3100円がお勧めです。便座にビニール袋をセットし、用を足してから固形剤を入れて口を閉じます。これでOK。使い切った場合は、我が家では、ペットボトルの生活水で流します。

それも無くなったら最後はマンホールトイレです。これは神戸大震災の時にも使われたそうで、マンホールの蓋を開け、そこに木を渡して用を足すものです。周りは簡易テントで覆います。これで女性も大丈夫になり、近所の人にも解放できます。

地震時に備えておきたいもの

次は備蓄品です。特に水には気を使っています。2リットルペットボトル100本をダンボール箱に入れて地下室に備蓄しています。主に生活水に使いますが、浄水器もあるので飲み水にも使えます。水であれば、ネットなどで売っている1本100円の水であれば1万円で済みます。断水された際に、100本の水がある状態は、相当安心感につながるはずです。

食料はインスタント食品を中心に、日持ちのする物が中心です。キャンプ用の携帯コンロがあるので煮炊きは出来ます。これで3日分はもちます。

次に明かりですが、太いローソクを10本用意し、他に懐中電灯が3本、この中の一つは手回し式発電灯、ラジオ付きです。

備えあれば憂いなしといいますが、備えがあっても大変なのが災害時。できるだけ色々なことを想定しておき、対策できるようにしましょう。

家具の転倒防止グッズ

備えは物だけではありません。何かあったときに被害が起きないための準備も必要です。

なかでも行っておくべきは家具の転倒防止。家具の転倒対策におすすめなのが商品名は「つっぱり棒」。サイズが4種類あり、価格は2千円~3円です。天井と家具の頭の間に入れて調整して固定するもので、手で揺らしてもびくともしません。本棚やタンス、食器棚など、転倒しそうな家具に関しては、このようなつっぱり棒で固定しましょう。

大型液晶テレビは、回転台の下に両面接着テープパットを4か所に貼っています。これも大丈夫でしょう。キッチンの食器棚の食器については、扉の取っ手に太い輪ゴムを掛け、飛び出しを防いでいます。

家具は、どのような安定していそうな家具でも、一度自分で揺らしてみて、転倒や、扉の開閉など、考えられる被害を事前に把握し、対策をしましょう。

以上、我が家の災害対策でした。

もしものことがあった場合、家が大丈夫であればむやみに外に出ないこと。広域避難所は大混乱することを知っておくこと。災害伝言ダイヤル171など、普段から家族の連絡網を考えておくこと。そして余裕があれば、困っている人を少しでも助けられるようにしたいものです。

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マーチン117さん/夫婦2人/神奈川県  
公開日:2014年3月10日