物が多くても可愛く見えるこども部屋は海外のキッズルームを参考に!

こども部屋

子ども部屋というのは、本当に物であふれかえってしまうもの。

買ったりもらったりした、おもちゃや洋服、タオルに家具、写真たて。しかも成長するたびに物が増えてしまいますので、片付けるのは一苦労です。

そんなお子さんと一緒に暮らす住まい。物を少なくする、必要最低限しか持たない・・・!と思うのは簡単ですが、実践するのはなかなか難しいですよね。

では、ものがあることを前提に、お部屋のコーディネートをしてみてはいかがでしょうか?

海外の“物が多い”こども部屋を参考に

海外のこども部屋って可愛いですよね。なぜか物がいっぱいでごちゃごちゃしているのだけど可愛いのです。

きっとここに物が多くても素敵に見せる裏技があるはず・・・ということで、海外のこども部屋を参考にポイントを探ってみましょう。

柄使いで散らかりを目立たなく可愛い部屋に

子どもようのベッドやカーテン、壁紙など、可愛いがらものがいっぱいありますよね。日本では壁紙やカーテンは無地かベーシックなものが基本で、ベッドカバーなどで軽く色を使うくらいですが、海外のお部屋はいたるところに柄がいっぱい!

この“柄”。よけいごちゃごちゃと散らかって見えてしまいそうですが、逆に床だけ散らかっていたり、ベッドの上や机の上だけが散らかっていたりするときのほうが、散らかり具合が目に付いてしまいごちゃっと見えがちなんです。

カーテンやベッド、壁紙など、大きい面積を占めるところに子どもらしい元気な柄がはいっているほうが、多少ほかの場所が散らかっていても全体的にまとまって見えます。

子ども部屋の柄使いphoto by Mads Boedker

カーテンは可愛いぞう柄、クッションはオレンジ、水色などマルチカラー。一見チグハグですが、オレンジ、赤、黄色、ピンクなどの暖色系でまとまっているので統一感がありますね。ベッドの水色が良いアクセントになっています。

柄使いこども部屋photo by suzettesuzette

こちらはオレンジベースのストライプの壁に、チェック、花柄、水玉など、柄物がたくさんのベッド!ベッドのピンクと、壁に飾られたお花のピンクがそろっていますね。

柄×柄photo by suzettesuzette

こちらは、オレンジベースのボーダーの枕に、花柄のクッション、そしてタオルケットは渋めなマルチボーダー。いっけん合わないような気がする柄同士の組み合わせも、一箇所でまとめているのですっきり見えますね。

カラフルおもちゃをあえて見せる

おもちゃは全部、ナチュラルな木のものでそろえて、お部屋のコーディネートの邪魔にならないようにしています!・・という方もいらっしゃるかと思いますが、子どもが喜ぶものや、もらい物などを考えると、どうしてもカラフルになっていきますよね。

そんなおもちゃ、見えないようにしようとするととても大変。ですが、例えば思い切って見せてしまうと、案外まとまりが出るものです。

おもちゃの子ども部屋photo by omninate

こちらは、渋い青に、栗色のカーテン、そして絨毯と、すごくシックなお部屋ですが、子どものおもちゃは合えてかくさずに見せています。赤や黄色、緑など、どれも原色でいかにもおもちゃ!という感じ。しかも、おもちゃと入れるボックスも透明。木の棚も扉や目隠しカーテンなどはありません。しかし、この全体におもちゃがあることで、なぜかお部屋がすっきりまとまって見えます。

こども部屋photo by suzettesuzette

こちらも、シンプルなお部屋に、これまたシンプルな棚。その棚には、おもちゃがぼんぼんと、無造作に置かれています。なんだか床に散らかっている車なども含めて、お部屋のコーディネートの一部分という感じです。これならどこになにがあるのか一目瞭然ですし、お片づけも楽ですね!

照明でおもちゃもアートのように

日本の照明といえば、上から明るく照らすタイプのものが一般的。しかし、海外では、「間接照明」や「部分ライト」をとっても上手につかっています。飲食店などでも、ファミレスのような上から全体を照らすライトより、カフェのような、すこし薄暗いオレンジの照明がたくさんあったりする空間のほうがおしゃれに見えますよね。

もちろんそれは家でも一緒。おもちゃ棚だけ照らすようなライトにしたり、淡いひかりがぽんぽんとあると、お部屋のグレードが一気に上がります。こども部屋も、いろいろ置いてあるけれどそれすらアートっぽく昇華されるのです。

こども部屋の照明photo by suzettesuzette

こちらのこども部屋、たっくさんものがありますが、おしゃれに見えるのはオレンジの照明のおかげでしょうか。ベッドの脇、右上に、ぼんやりとしたライトがあり、お部屋を柔らかく照らしてくれます。

こども部屋の照明photo by jamieleto

すこし大きくなったお子さんだと、こんな風に壁一面に自分の好きなものを貼ったりしますよね。そんなお部屋も、照明があると一気におしゃれな感じになります。

キリン部屋photo by danielle_blue

こんな子ども感満載なキリンのウォールペイントさえも、照明があると、なんだかカフェっぽい雰囲気に。お子さんがいると、倒れるものを避けたり、コンセントが危なかったりと、そういったリスクにはなりますので、しっかり固定式のモノを選んだり、コンセントは必ず壁にそわせたり、危なくない工夫もしておきましょう。

以上、ものがいっぱいの子ども部屋も素敵に彩る方法でした。

皆さんも、「子どもがいるからしょうがない」ではなく、「こどもがいるからこそできるコーディネート」で楽しい住まい造りをしてみてくださいね。

スポンサーリンク
この記事は編集チームが作成しました。
公開日:2013年10月29日