長年使うとトイレはどうしても汚れてしまうもの。トイレのリフォームは、家を長年持っていれば1度は通る道でしょう。
トイレをまるまるリフォームするのであれば、やはり費用もかかりますし失敗したくありません。そんな時気をつけるべきポイントをまとめましたので参考にしてみてください。
トイレリフォームの注意点
トイレ=タイル床は一昔!
トイレと言うと、タイルの床を思い浮かべる方も少なくないと思います。しかし、実はタイル床は非常にカビや汚れが目立つ素材なのです。
トイレというとタイル床のイメージがあるのは、昔の和式トイレのときや、現在でも飲食店など、水洗いして排水溝で流せる機能があったから。
どうしても汚れが強くなるので、水を流して洗えるように、トイレにタイルが使用されていることがあるのです。
自宅で使う際じは排水溝は無いですし、汚れがタイルの隙間などにつきやすくて大変。今はおしゃれなヨーロッパ風のタイルなんかもありますが、汚れ対策をしっかり考えてから選びましょう。
無垢フローリングはシミだらけに
無垢フローリングって今住宅で非常に人気の床材ですよね。本物の木を使い、加工を加えない状態で使う無垢フローリングは、通常のフローリングには出せない質感があり、ナチュラルな雰囲気のお家作りにはピッタリ。
しかし、木の断面にお醤油でもこぼしてしまったらシミが取れなさそう…ということは想像がつきますよね。もちろん、トイレでも一緒。はねてしまったトイレのシミはなかなか落ちるものではありません。
湿気にも強くありませんので、水を使うところにはオススメできません。
お部屋のなかが素敵な無垢フローリングでも、トイレだけは避けておきましょう。
掃除がしにくい大きなトイレ
トイレそのものを取り替えるという場合、様々なトイレから選ぶことになると思います。値段や機能も様々で迷ってしまいますが、気をつけたいのはトイレの空間に対してのトイレの大きさ。
大きめなしっかりしたトイレは安定感がありますが、狭いスペースにおいてしまうとトイレの裏や奥の床に手が届かず、掃除がしにくい場合があります。細身のトイレなどもありますので、掃除がしやすいサイズを確認しましょう。
掃除のためにつけた排水溝が臭いの原因に!
トイレの掃除を楽にするために、トイレの床に水が流せるような排水溝設備をつけるようなリフォームを行う方もいらっしゃいます。
一見、いつでも水を流せば清潔な状態が保たれ、掃除も楽そう!と思うのですが、案外乾きにくかったり、大変だったりで水を流す頻度が思ったより多くないということも。水を流す頻度が減ると、今度は排水溝の臭いが上がってきてしまう…なんてことにつながりかねません。
楽そう!と思っても、1度本当にどうなのかは専門店などで聞いて見ると良いでしょう。
棚が高すぎて物がとれない!
これはトイレに限らずどんなリフォームでも起こりうる現象。特にトイレだと、便座の上のスペースなどに棚を設置することが多いです。低いところに設置できればよいですが、見栄えなどにこだわり高いところにしすぎると、物が取りにくい、掃除用具をすぐ取り出せないのが手間なんてことにつながりますので、使い勝手が本当に良いかどうか吟味しましょう。」
トイレのリフォームはなかなか気軽に出来ないもの。
行うときは、これからの使い勝手をしっかり考えて、また専門店のアドバイスなども聞いて行いましょう。