毎日の食事を作る場所であるキッチン。
水汚れや油汚れなど、汚れが溜まり場所ですよね。
そんなキッチンだからこそ、長年住む家であればリフォームをする方が多くなります。
キッチンのリフォームは、床や壁紙などの張替えから、ガスをオール電化にする大掛かりなものまで様々。
どの場合もそれなりにお金がかかりますので、失敗のないようにしっかり準備をしてから挑みましょう。
キッチンのリフォーム注意チェックポイント
油や水に弱い無垢の木を使って汚れが目立つ!
最近流行っている家の素材で無垢の木素材があります。これは、通常のフローリングなどに使われる木ではなく、木を削っただけの素の状態に近い木材のこと。ナチュラルな質感や手触りが人気で、温かみのある家や、北欧風のお家などで好まれて使われています。
この木材、カッコイイし素敵なのですが、なにしろ汚れやすいことが問題点。水汚れにも、油汚れにも弱くなります。
寝室やリビングなら良いですが、キッチンに使用すると数年で黒く変色し使えなくなってしまうことも。
水や油が常に使われるキッチンでは、かっこよさはもちろん、機能性も追及しましょう。
西向き窓は暑過ぎるキッチンに
キッチンの日当たりや、広く見せることを考えると、窓は大きくとってしまいがちです。もちろん、方向によっては良いのですが、例えば西日の当たるキッチンだと、夏場に気温が急上昇します。
そもそも夏のキッチンは火を使うととたんに暑くなりますよね。料理をしていたら汗だく…なんてことも少なく無いのでしょうか。キッチンに窓をつける際は、その向きや大きさに気をつけましょう。
対面式のカウンターやアイランドキッチンで窮屈に
アイランドキッチンや対面式のカウンターキッチンを取り付けたいと思うときは、家の広さに対して設置が適切かどうかよく考えて見ましょう。
家族と向き合って話ができるキッチンや、カウンターでちょっとしたバーのように使えるカウンターはあこがれるものですが、その分スペースを広く取ってしまいます。家が狭くなった上に、そこまで便利ではなかった…ということも考えられますので、本当に必要かどうか、しっかりと考えましょう。
収納スペースの奥行きと設置場所に注意
収納は多ければ多いほど良い!と思ってしまいますが、収納スペースが高い場所に設置しすぎたり、奥行きがありすぎたりすると、物が取り出しにくくなってしまいます。
その結果普段使わないものだが増えてゆき、ムダが多いキッチンになってしまいがち。また、ホコリなどが溜まりやすい収納場所が多すぎると、その分大掃除なども大変になります。現状どの程度スペースを使っているのか、どれほどいま足りていないのかを考えて、ムダの無い収納スペースを目指しましょう。
狭すぎる調理スペース
いっぺんに料理が出来るからとガスコンロ台の設置を多くしたり、洗い物を楽にしたい!とシンクを大きくしたりすると、案外調理するスペースがなかったり、盛り付けをするスペースがなかったりして苦労することになります。必要なときにシンクの上にふたをすれば調理スペースの確保も出来るし大丈夫と考えてしまいますが、意外とこの作業が面倒だったり、水を使いながらでないと調理がしにくかったりします。
料理をするスペースがしかっり確保できているかどうか、確認をしましょう。