部屋を広く見せる吹抜けと天窓の魅力

我が家は、14畳の居間の吹抜け天井と天窓及び二階の2面から居間を臨むことが出来る「開き戸」がある構造がとてもお気に入りです。

天窓

天窓から入り込む陽射しは壁に天窓の窓枠の形を映し出すのですけれど四季に応じて大きく移動します。特にのんびりとした朝、ソファーに座って、この陽射しの位置を何気なく見ていると心が落ち着きます。

吹き抜けと天窓の魅力

一般的に天窓は部屋を明るく、広く見せてくれる効果がありますよね。しかし、それは勿論のこと数々の効果があるのです。そんな天窓の魅力を紹介したいと思います。

ベランダの窓から戸外を眺める視界とは趣の違う空、天候を天窓から確認することも楽しいのです。

入居して26年が経過しますけれど、この間、子供達そして現在は孫が遊びにくると、風船を天井高く上げ、その風船が落下するのを受け止める遊びには最適です。羽根突きなどの遊びも出来ます。飼っている文鳥を部屋に放つと生き生きと吹抜けの天井に向かって飛びます。

2階とのコミュニケーションをスムーズに

吹抜け構造は、2階の部屋及び廊下の窓から居間を覗き込む事が楽しいのです。2階の部屋の配置はそれぞれが離れていて、独立性の高い部屋になっています。6歳と9歳の二人の子供は2階の部屋をそれぞれに与えましたが、寂びしがることなくとても部屋に満足していました。時折、開き戸から顔を出して、「お母さん、ご飯はまだですか?」と1階と会話を交わすのです。開き戸を閉めておくと、全く独立した状態ですけれど、開き戸を開けるとまるで一つの部屋に居るかのような会話が出来るのです。

天窓は電動で開閉出来る構造にもなっていますけれど、その電動装置は設置していません。開閉により密閉度が変わることに若干の不安があるからです。しかし、密閉度が変わればメンテすれば良いだけなので、本当は天窓から採り入れる風も楽しむべきかも知れません。

2階まで冷暖房効果が

それと、妻は天井が高い分、部屋の温度を温めるのに時間が掛かると言いますけれど、自分はそうは思いません。むしろ、開き戸を開けると2階を温めることになり、トータルとしては暖房費節約タイプと考えられます。ただ、天井に温かい空気が貯り、1階の床部分の温度が低いかもしれません。このために、映画などで見受けられる天井に羽の大きなアンティークなフアンを設置したいと考えています。その時は、天井は斜め天井になっているから、設置に一工夫が必要と思います。

とにかく、我が家の居間の構造は26年間に渡って家族を楽しくさせてくれたし、これからも色々な思いを巡らすことの出来る「こだわりの構造」です。

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rairakkuさん/4人家族/北海道
公開日:2014年2月21日