仕事は会社で家では絶対仕事はしない、といいきれる方はそう多くはないかと思います。
仕事について考えたり、本を読んでスキルアップしたり、何かしら仕事と関係のある行動を、家でもすることがあるのではないでしょうか?
子どものいる家で仕事をするためのポイント
家で仕事をするにあたって、お子さんの成長とともに、どのような配慮が必要でしょうか。
理想は集中できる1人空間
できることなら空調もほどよく、作業をする机があって、パソコンとプリンターが近くにあって、書類なども置くスペースもある、家族に邪魔されないような孤立したスペースがいい。
一人暮らしの方は言うまでもなくご自身の良い空間で好きなように作業ができるのでしょうが、家族がいる場合は、限られた空間で、何とか自分の空間を作り出すことに、根気や工夫が必要でしょう。
大人だけの場合はともかく、お子さんがいるご家庭ではなかなか難しいのではないでしょうか。
現実は子どもと一緒の仕事空間
リビングに仕事スペースを設ける場合、お子さんがまだ小さいうちは、かまってほしいとせがまれることは間違いないでしょう。
遊びを見守りながら仕事ができるように、お子さんの遊び道具もリビングに置き、仕事をしている時だけ、特別なおもちゃを決めて用意するのもいいかもしれません。
また、家に仕事を大量に持ち帰らなくてはいけない時に、事前に新しいおもちゃをお土産に持って帰っておくなど、お子さんがぐずる前に備えを用意しておくと集中して遊んでくれるかもしれませんね。
小学生以上のお子さんのいる場合の仕事場
photo by masahiko
学童期のお子さんのいるご家庭なら、一緒に勉強を兼ねて机を並べて作業するのもいいかもしれません。
ただし、好奇心旺盛のお子さんの場合は、仕事の内容が気になって、こっそり机の中を開けてみることもあるでしょうから、その点はご注意を。
中学生のお子さんのいるご家庭では、部活や塾に大忙しで、親の休日にはお構いなしになってくるでしょうから、お互いプライベート空間を作るために、大きく間取り変更を検討してもいいかもしれません。
部屋を分ける事が難しい場合はカーテンや、簡易の間仕切りなど、目隠し程度でも、プライベートを保つことができます。
休日も家で頑張っている姿を見せれば、反抗期のお子さんも、口ではなかなか言えない、感謝の気持ちを持ってくれるのではないでしょうか。
憧れの仕事スペース
さて、ここまでは仕事のコーディネートというよりも、「家での仕事の仕方」を紹介しましたが、もし、仕事をするスペースがお気に入りの場所であれば、休日仕事も、平日の持ち帰り仕事も少しは気持ちが晴れるというものです。
特別なものは無くても、照明やちょっとした壁掛けなどで、雰囲気を作ることはできますので、素敵なワークスペースを参考にしてみましょう。
↑デスクはシンプルですが、壁のアートで一気に仕事スペースをかっこよく見せてくれています。これくらいの机であれば、部屋のなかの場所もムダにとらずに良いですね。
↑こちらもまたシンプルなのですが、重厚感のあるデスクと椅子が雰囲気を出してくれています。また、見習いたいのが照明。煌々とした明かりではなく少しぼんやりとさせることで、落ち着いて仕事をする環境ができています。
↑同じくこちらも照明の使い方を見習いたいところ。PCの裏にライトを接地し、間接照明にしています。デスク、椅子ともに大変シンプルなのですが、これだけでおしゃれになりますね。
↑こちらは壁のアートと、ちょっとした小物が光るワークスペース。ところどころにあるライトグリーンと、赤と黒で、全体が締まって見えます。
↑最後はこちら。照明とポスターのあわせワザで、シンプルながらも尖った空間になっています。どうしても機械的にシンプルになりがちなワークデスクですので、こういった大判のポスターなどを思い切って飾ってみると、一気に雰囲気が変りますよ。
毎日のお仕事、大変かと思いますが、せめて家で仕事をする時くらいは、心地よくすごせると良いですね。
最終更新日:2013年10月28日