高齢の方が増えて行く中で、「遺品整理」ということは、これから多くの方が通る道でしょう。様々な遺品を個別に対処していかなくてはいけませんので大変ですが、少しでも負担を減らすために、できるだけ信頼できる業者さんを事前に調べておくことが大事かもしれません。
遺品整理の不用品を回収した体験談
母が亡くなり遺品整理の必要がでてきました。
家族で分けて残ったものは、エアコン、和タンス、大量の着物、小さな電化製品(掃除機、ラジオ、電話など)骨董品の衝立です。電化製品は、以前から自宅ポストに入っていた不用品回収の業者さんに電話すると快く回収していただけました。
この業者さんは、たいていは有料になるエアコンの取り外し代が無料なのでエアコンもついでに頼みまして、大変助かりました。
木製品は有料とのことだったので、リサイクルショップに電話して和タンスの見積もりに来ていただいたところ、「上下分割できるものは回収できるが、これは分割できないので回収できない」とのこと。仕方がないので、有料でも仕方ないと先日の不用品回収業者さんに頼みましたら快く来てくれ、タンスを見たところ「これ、分割できますよ」と。びっくりしました!リサイクル業者さんは何を見ていたんでしょう? この不用品回収業者さん、とても親切で、自分が運んだら値段が高くなるから。。。と他の安い回収方法を教えて下さり、結局自治体の不用品回収に出すことになりました。
見積もり2万円のところが1500円で済みました!また、以前は引っ越し業をされていたそうで、タンスの運び出しのコツなども教えていただけました。ここで、親類が持っていくはずだった冷蔵庫が必要なくなったと連絡が入り、この不用品回収業者さんに5千円で持って行ってもらいました。
着物はまた違うリサイクルショップにメールしましたが、返事が来たのが一週間後。。。内容は正絹と大島紬のみ引き取れる。でも二束三文の価格でした。買うときは相当なお値段がしましたし、思い出もあるので不用品にはせず手元に置いておくことにしました。
骨董品の衝立は、リサイクルショップでは断られ、骨董品屋さんに来ていただき1万円で売りました。知り合いの骨董品屋さんに写真を見せたら5万円だったのですが、関東と関西で距離が離れていたので仕方ないですね。今回利用してみての感想は、広告などをうっている大手より、個人でやっている方が親切に思います。また何かあったらこの個人の不用品回収業者さんに頼みたいと思っています。
最終更新日:2015年5月1日