子どもって片付けが苦手ですよね。
お子さんが遊びっぱなし、散らかしっぱなしで大変だ・・というお母さんのお悩みも多いのではないでしょうか?
今回は少しでもその片付けがスムーズになるように、お子さんが片付け出来ない理由、そして、どうすれば片付けられるようになるのかの一例を確認していきましょう。
子どもの片付けられない!を片付ける!にする方法
片付ける!にする方法・・と書きましたが、もちろん全てのお子さんに当てはまるわけではありません。しかし、もしかすると改善のヒントが見えるかもしれませんので、参考にしてみてくださいね。
子どもはなぜ片付けられないのか?
子どもって、おもちゃで遊んでいるときは本当に楽しそうにしますよね。小さい子ですと、ミニカーやロボット系のおもちゃ、女の子ならぬいぐるみやお人形、アニメのキャラクターなど、その時々はまっているものが違えども、熱意は衰えません。
そのおもちゃを、ただおもちゃ箱なんかにポンポンいれてくれれば良いのすが、それも嫌がりほったらかしにする子ども達。
それにはこんな理由があるのかもしれません。
1 まだ遊び足りない
2 片付け方が判らない
3 片付けがつまらない
4 おもちゃをそばに置いておきたい
まだ、遊び足りない!というときは、正直片付けさせるのは至難の業。なにか次の楽しみで子どもがそちらの意識にいかないと、おもちゃを手放さないでしょう。
逆に2、3、4の場合はやりようがあります。以下の方法を試してみましょう。
子どもがおもちゃを片付けたくなる方法
おもちゃを片付ける際、ダンボールやカラーボックスなど、「おもちゃ箱」のようなボックスにおもちゃをしまう、という片付け方をしていないでしょうか?
これではただしまうだけなので面白みはないですし、また片付ける場所がたくさんあるとどこにしまえばよいか子どもにとっては解かりにくい場合があります。
ここで試してみたいのが、子どもの「収集欲」をくすぐる方法です。
おもちゃを見えなくなるように片付けるのではなく、並べてみせる、ディスプレイする・・というよな場所を作ってあげると子どもたちも戻しやすいでしょう。
子どもって、同じシリーズの人形を集めたり、ミニカーをそろえたりしますよね。こういった収集欲、コレクション欲って、多くのお子さんが持っているものなんです。
こういったおもちゃをすべて箱にしまって見えなくなってしまうと、物の扱いが雑になる原因にも。
おもちゃ箱ではなく「おもちゃ棚」のようなものにして、同じカテゴリーで並べてみる、シリーズでそろえるなどをすると、きちんとその場所に戻そうという意識が働きますよ。
「片付けなさい」の言い方にも工夫を
「片付けなさい」って言葉だけで嫌がる子どももいますよね。やはり「楽しくないこと」、「嫌なこと」と印象づいてしまっている場合もあるのでしょう。
こんなときは「片付けなさい」と言うのではなく、例えば電車のおもちゃの場合、「駅にもどしてあげよう」と言ってみたり、人形の場合は「お部屋で寝かせてあげよう」といったり、おもちゃを一時的に取り上げるのではなく、おもちゃが休む時間という位置づけで役割りを与えてあげると、子どもも納得がしやすいですよね。
「片付ける」という言葉に、なにかいやなイメージを持ってしまっているとしたら、それを払拭してあげるのは親の役目。ちょっとした工夫ですが、きっと試してみる価値はあると思います。
以上、子どもがすすんで片付けるようになるための親の工夫でした。
もちろん、ここで紹介したディスプレイ収納だけでなく、「おもちゃ箱」をつかった収納で成功していたり、おもちゃ箱をさらに分類することで片付けやすくなったなど、色々な成功例もありますので、お子さんに合いそうな方法を色々試してみましょう。