こども部屋におもちゃを置くと散らかし放題になってしまって大変ですよね。
なかなか片付けてくれないのも、ストレスの1つになってしまったりしてよろしくありません。
できるだけ子どもも楽に、そして自分も楽になれる方法を探しましょう。
子どもが片付けやすい収納方法
こども部屋におもちゃを置く場合は、おもちゃを管理するための棚をひとつ備えましょう。
幼稚園、保育園の子どもの片付け
小学校にあがる前のこどもには大きめのバスケットをいれた棚が有効でした。小さなこどもに細かい分類をさせようとするとかえって混乱して、ぐちゃぐちゃになってしまうのです。ですから、小さなこどもには、おおまかな分類だけを教えておきます。
我が家では車、電車、ヒーロー、キャラクター、その他という分類でざっくりと大きなバスケットを与えていました。
こどもが分かりやすいように、イラストを描いた紙をバスケットにはっておいて、片付ける時はこの分類だけを頼りにどんどんバスケットに放り込むように言いました。字が読めるようになってからは、イラストにひらがなも添えるようにしました。
小さいころはまず、おもちゃは自分で管理するものだということを教えるために、遊んだあとはとりあえずバスケットに戻すように言いました。
小学生の子どもの片付け
小学校にあがってからはおもちゃの種類が変わってきます。同じ車で遊ぶにしても、ただ走らせて遊ぶのではなく、車種ごとにわけたり、その車の絵を描いたりと遊び方も変わってきます。
大きくなったこどもには少し小さめのバスケットをたくさん用意してあげます。分かりやすいようにバスケットの外に中身を示すプレートをつけるのは同じです。何をどこに入れたいかは、こどもと一緒に相談して決めました。大人の分類とは違う、こどもだけの分類方法があるのです。あまりおかしな分類でない限り、こどものしたいようにさせることにしています。
バスケットのしまい場所もこどもが使いやすいように自分で決めさせました。使う頻度の高いものを目線の高さに持ってくるようにしました。
大きなぬいぐるみは小学校にあがるときに、一度整理しました。どうしても残したいものだけを残して、あとは思い切って処分しました。赤ちゃんの頃に遊んでいた思い入れのあるぬいぐるみは、おもちゃではなく、母親の私物として別の箱にいれて管理することにしました。
こどもにとって一番身近で、一番大切なおもちゃをきちんと自分で管理できるようにすることは、こどもが自立をするために最も大切なことだと思います。