家の消臭対策には、臭いの元を断ち切る方法、そして臭いを抑えつつ新たな香りで防臭する方法がありますよね。今回は、後者。香りを使った防臭方法の紹介です。
アロマで家の臭い対策
アロマテラピーで使うエッセンシャルオイル(精油)を使用して、家の中の臭い対策をしています。
玄関の靴の臭いはユーカリオイルで対策
我が家でいちばん臭いが気になるのが、玄関のシューズボックスです。来客を出迎える玄関ですから、良い香りにしておきたいものですよね。
ここには水切りネットにハーブを入れて簡単に作ったサシェに、爽やかな香りのユーカリの精油を垂らしています。
これをシューズボックスに2~3個入れておくだけで、開けた時のいやな臭いがなくなります。
冬場のブーツや一日中履いていた革靴などには、サシェを直接靴の中に入れても良いでしょう。
水周りの臭いはミントなどすっきり系オイルで対策
キッチンや浴室の排水口のいやな臭いには、ペパーミントやティーツリーを使って掃除します。
重曹に精油を垂らして混ぜ合わせたもので、通常通りのお掃除をすると、いやな臭いを防げます。
また、爽やかな香りで掃除も楽しくなります。
さらに嬉しいことには、ティーツリーやペパーミントには殺菌効果があるので、同時に雑菌だらけの排水口の除菌もできるし、キッチン周りのカビも防げると、嬉しいことずくめです。
タバコの臭いはレモングラスオイルで対策
室内の煙草の臭いには、レモングラスの精油が力を発揮します。
レモンではありませんが、柑橘に似た馴染みやすい香りの精油です。
アロマディフューザーやアロマランプで焚いても良いですし、手軽にティッシュに垂らして置いておくだけでも効果を感じます。
ふき掃除の際に、バケツの水に数滴垂らしておいたもので、壁や窓をふき取るのも効果的です。
クッションなどの臭いはアロマのスプレーで対策
クッションやソファーに染み付く生活臭にも精油は効果的です。100均などで売っているスプレーに、水と好きな香りの精油を2~4%濃度(香りの強さは好みで調整)で加えます。
100mlの水に対して40~80滴くらいが適当です。これをよく振りまぜてスプレーします。
無水エタノールを加えると、水と混ざり合いにくい精油を乳化してくれます。無水エタノールを加える場合は、水90mlにし、エタノールを10ml入れて下さい。
エッセンシャルオイルは人工的に作られた香料と違って、香りの持続性はあまりありません。
香りが無くなると効果もなくなってしまうので、香りが薄くなったら足すようにしましょう。
良い香りは良い運気をもたらすとも言われています。お家を心地よい香りで包んで、楽しく快適に暮らすことで、きっと幸せも舞い込んでくれることでしょう。