今回は、子どもが片づけをしてくれるようになる収納の方法を紹介します。
夫婦二人で暮らしていた時は、可愛い雑貨を飾ったりして新婚世帯らしく暮らしていました。
しかし2年前に子どもが生まれてから、一階のスペースは子どもと暮らせる部屋に変えていきました。
子どもが片付けを進んでするようになる収納方法
子どもがすすんで片づけをしてくれるよう、最初にこどもが片付けしやすい環境づくりを行いましょう。
片付けにくい収納とは
よくありがちな収納は以下のようなパターンかと思います。
1 棚に物の場所を決めておく。
2 大きいおもちゃ箱のようなものに、物をしまう。
どちらも、良いように見えて実は欠点が。
棚の場合は、場所を覚えられなかったり、しまう場所がずれていったりして、ものがキレイにしまえない状態が起こる、ということです。最初はキレイに並んでいたおもちゃが徐々に向きもカテゴリーもばらばらになってしまっては、扱いにくいですし、親も大変ですよね。
逆に大きなボックスにぽんぽんとおもちゃをしまうような場合、こんどおもちゃ箱の中が整理整頓できなくなって、ふたが閉まらなくなったり、下のモノが取り出しにくいので結局出しっぱなしになってしまったり・・ということが起こります。
子どもが片付けやすい収納とは
子どもが片づけをしやすい条件は、わかりやすい。しまいやすい、取り出しやすい。子ども目線上にある。
・・・この条件を満たすと収納がしやすくなります。
その方法とは、背の低い色違いの収納ボックスをいくつも置いて分類する・・という方法です。
ここがおままごと、ここがぬいぐるみというように決めています。
色を変えたりすることで、子どもにもどこに何を入れるのかがわかるようになり、徐々に自分で片付けようとしてくれるようになってきました。
1箇所に1カテゴリーなので、ごちゃごちゃせず、しまいにくくもなりません。
また、同じようにカラーボックスに子どもの本を並べているのですが、自分で取り出すことができるので、よく本を読むようにもなってきました。
子どもも親も暮らしやすい家を
子どもが気持ちよいと、必然的に親も気持ちがよくなります。
親子だからといって、親が子どもを尊重しすぎるのではなく、お互いが気持ちよく暮らせることを心がけましょう。
収納方法だけでなく、家で気を使っているポイントを紹介したいと思います。
子どもの安全は、親の安心。
まず小さな子どもと暮らす上で大事なことは、子どもが安全に暮らせる空間を確保することです。
子どもが立てるようになり、手が届く範囲も広くなってきたので、背の高い棚を購入してはさみなど危険な物は手が届かない位置に収納することにしました。
また大人だけの時は12畳のリビングにはテーブルを置いていたのですが、テレビの前に子ども用の小さな机を置くことにしました。子どもはそこでお絵描きをしたり、おやつを食べたりして利用しています。
危険なものがあると親も心配でつかれてしまいますよね。危険を排除すればお互いに安全、安心で暮らせます。
子どもスペースを分けてお互いの時間を
12畳のリビングの横に8畳の和室があるのですが、ドアを開ければつながるので、そこが子どもの遊び場になっています。
室内滑り台を置いたり、キッチンセットを置いたり、おもちゃは全般にその部屋に置いています。いかにも子どもが使う部屋という感じですが、大人だけの時にはドアを閉めておけばおもちゃも見えないので落ち着いて過ごすことができます。
子どものスペースと大人のスペースをわけて作ることで、どちらにとっても快適に過ごせる空間が確保できています。大人のスペースにはカラフルな色を持ちこまず、こげ茶色の家具で統一しているので、ごちゃごちゃしていないところも気に入っています。
子どもも思いっきり遊べ、親もゆっくりくつろげる。お互いが気持ちのよい時間を過ごせるってやはりとても大事。みなさんも、ストレスを貯めずに暮らせるような住まいづくり、是非実践してみてくださいね。
最終更新日:2013年11月1日