我が家には8歳のフレンチブルドッグのオスがいます。今の夫とまだ結婚する前、同棲を始めた頃に飼いだしたので私たちの生活には欠かせないパートナーです。
我が家は夫と私の二人暮らしで現在はペット可の賃貸住宅に住んでいます。鳴き声や匂いなどで周囲に気を使うのが嫌だったので、今住んでいるのはペット可とはいうものの大型犬も複数飼育可能な、犬好きな人しか住んでいないようなマンションです。
ただ、そうとは言ってもまったく気にせず飼うことができるということではありません。
例えば、服に犬のにおいが突いたまま会社に行くというのは避けたいところです。そこで、我が家で実践しているにおい対策についてご紹介したいと思います。
犬のにおいを抑えるために実践している方法
食事でにおいを抑える
まず、意識して野菜を食べさせるということです。缶詰のフードはとても喜んで食べてくれますが、体臭がフードと同じ匂いになります。ドライフードは缶詰フードより匂いが弱めですが、同じく体臭がドライフードの匂いになります。
我が家の犬は鶏肉のアレルギーがあり、食べると湿疹が出てしまうため、体調が特に悪いときには手作りフードをあげています。キャベツやサツマイモや玄米などを使って作ったものをあげているのですが、3日くらいそのフードを食べると体臭や口臭がほぼなくなります。
手作り食は栄養のバランスをとることが難しいといわれがちですが、どんなフードよりおいしそうに食べてくれますし、匂いもなくなるので本当にお勧めです。
歯磨きを楽しい遊びに
匂い対策として欠かせないものには歯磨きもあります。我が家では指にタオルを巻きつけて歯をゴシゴシと触ってあげるのが、定番の遊びのひとつです。よく犬が歯磨きを嫌がるという話を聞くのですが、毎日続けることや痛くないと知ってもらうことで抵抗されずにできるようになります。また始めるときや、やっている最中の声かけも重要です。お散歩などに誘うように楽しげに声をかけると、楽しい雰囲気を感じて嫌がらなくなります。歯石などがたまっていない状態だと、犬の口臭はほとんどありません。
お風呂も週に一度は
最後にあげられるのはお風呂です。我が家では週1回以上の頻度で入れています。歯磨き同様、楽しいことに誘うのと同じようにお風呂に誘い、楽しげに洗ってあげるのを子犬の頃から続けてきた結果、うちの犬は自分がお風呂に入りたいときには私たちがお風呂に入るときに一緒にお風呂場に入ってきます。人と同じですっきりしたいタイミングがあるようです。温かいお湯や洗ってもらっている間や乾かしてあげる時のマッサージが気持ちいいらしく、ときどきうっとりしすぎてウトウト寝かけてしまうほどです。
結果、匂い対策の基本は健康的で清潔な生活を心がけることになってしまいますが、犬にも飼い主にもストレスがない形でそれを続けるには、遊びやスキンシップのひとつとしてお互いに楽しみながらできることが本当に大切だと思います。無理なく楽しく、匂いの気にならない生活ができるといいですよね。