住環境における猫のストレス

猫(雌)を飼っています。神奈川県の川崎市の分譲マンションに住んでいます。家族は妻と、小学校2年生になる息子の3人暮らしで、猫を飼い始めてから、今年で3年目になります。
完全に室飼いです。部屋はマンションの高層階に位置しているため、落下事故の可能性も考えて、ベランダにも出していません。

住まいにおける猫のストレス

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このような環境下で猫を飼った場合、最も注意しなければならないのは、ストレスだと思います。よく、専門誌等などでは、猫は自身の縄張りである家の中が最も安心できる空間なので、ずっと部屋の中で暮らしていても問題ないという記載を目にします。確かに犬のように、毎日散歩する必要はありませんが、部屋の中に放置しておいてもよい、というわけでもありません。

猫もストレスを感じます。飼い主は、日々の生活において、猫の発するストレスのサインを見逃さず、ケアして取り除いてやることが必要です。

では、猫がどのようなときに、より多くのストレスを感じるのでしょうか。原因の1つとして、猫と飼い主、及び、その環境にけるスキンシップのバランスが適正ではないときに、ストレスを感じると考えています。

猫にとって良い環境を

例えば犬の場合、飼い主とは主従関係があります。犬は、飼い主から可愛がられる程、スキンシップを受ければ、受けるほど喜びます。
それは、犬という動物は群れ中で生活する習性があり、群れのトップである飼い主に愛されることは、自分の群れの中の立場を向上させることを意味するからです。

一方、猫には、犬のように人間との間に主従関係はありません。彼らにとって人間は、同居人、友人、あるいは家族という関係で位置づけられています。可愛がられることで嬉しいという思うこともあるし、一方で過度の愛情は、面倒とか、煩わしいと感じることもあります。
逆に、飼い主に相手にされないときは寂しいと思うこともあるし、逆に関わらないでほしい、一人でいたいと思う時もあります。

人間に対して、自分が一番心地よいと感じる空間を探り、一定の距離を持って接してくるのです。このバランスが崩れたとき、猫はストレスを感じるのです。当然、猫は言葉を話せませんので、自分からストレスがあることを、飼い主に知らせることはできません。普段、一緒に生活していく過程で、異変やサインに、飼い主が気づく必要があるのです。

例えば、食欲不振、下痢、嘔吐などの体調不良などが考えられます。
また、円形脱毛症で毛が抜け落ちたり、体を掻きむしって体中に傷を作ってしまう場合もあります。これらを放置してしまうと、深刻な症状に発展してしまう場合もあるため、早いうちに気づき、ストレスを取り除いてやる必要があるのです。

一例として、私が経験上の出来事を話しますと、子供の過剰なスキンシップが、猫にとって大きなストレスになっていたことがありました。息子は動物の扱いに慣れていないため、猫のその時のコンデイションに、なかなか気づきません。
でも、猫が大好きなので、執ように撫でたり、抱き着いたりを繰り返していました。猫は最初のうちは我慢していたようですが、次第に逃げ出すようになり、最後は息子の姿を見るたびに、ソファの下に隠れて出てこなくなりました。

猫はとても繊細な動物なのです。

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ごろんぐさん / 神奈川県
公開日:2014年10月23日