去勢済みの雄の猫を飼っています。雑種です。飼育環境は、戸建持ち家で、猫と私で一緒に暮らしています。
猫は、よく鳴くので鳴き声対策は、長年いろいろと、その時の状況に応じて対策してきました。完全室内飼いや、完全に管理した環境で飼うと猫にはストレスがかかります。猫の性格によって、家のなかに居るのが大好き、という猫もいます。家の猫の場合は、野良猫出身で、出入り自由形式の飼い方から室内飼いになったので、ストレスが強いようで、鳴き声をあげる機会が多いです。
鳴き声対策として、室内飼いにするときに、去勢をしました。生殖器のがんのリスクがなくなるということでも、去勢を選択しました。
縄張り意識の闘争心もなくなるので、去勢したことで、大きな鳴き声はだいぶ減りました。じゃれたりする甘えたいという鳴き声は、あげることがあります。それでも、去勢前の鳴き声の種類とは全く違うので、近所迷惑にも、さほどなりません。
キャットタワーでストレス軽減、鳴き声軽減
家のなかでは、キャットタワーを何個もおきます。出入り自由のころは、天然の木に登ったり自由に好きなところを歩いたり隠れたりして、楽しんでいたので、似たような環境を配備しました。
キャットタワーは人工なので、外の環境には敵わないかもしれないですが、それでも何もしないよりはいいと思って、家のスペースに猫が退屈しないように、ストレス軽減されるようにと、可能な限り、キャットタワーを置いています。
キャットタワーの選択もかなり神経を使っています。胴体の長い猫なので、背伸びして思い切り爪をとげるタイプの爪とぎ部分が長いタイプを選んでいます。お昼寝や隠れるスペースもついているタイプにしています。こういったキャットタワーを何個も選ぶことで、無駄に鳴き叫ぶことはなくなりました。
つめとぎは、高級品ではなく、安い爪とぎですが、床置きできる使い捨ての爪とぎも大量に購入して、家中の床に置いています。爪をとぎたいときに、家のどこにいてもストレスなく、自由に爪をとげるように、可能な限り猫にとってストレスを軽減したつもりです。
キャットタワーにくわえて、使い捨てのダンボールタイプの爪とぎを家中に置くことで、猫はより以前にもまして鳴くことがなくなりました。
鳴くといったら、ご飯で呼びつけるときや、トイレに行きたいというとき、あとはトイレ終わったから掃除してちょうだいというときくらいです。
私の愛情表現が過度なので、気持ち悪がって鳴かないということも多少あるようですが、猫にとって必要最低限の配備をしてからは、必要以上に鳴き叫ぶということは一切なくなりました。
家猫も散歩でストレス軽減
猫用のハーネスを胴体につけて、リードでつないで散歩をするということも、猫の気分転換になるので、鳴くことがなくなります。
普通のハーネスだと、猫は柔らかいので脱いで逃げてしまうこともありますが、八の字型の猫用ハーネスだと脱げるということは、あまりありません。散歩をときどきしてあげて、猫のトイレの掃除も適度にやって、快適な用足しの環境を用意して、キャットタワーに爪とぎと、お気に入りの猫ベットを何個も用意していると、必要以上に鳴くことはありません。
猫が見るDVDというのもあります。虫の動きや鳥の動きに夢中になっているので、鳴かないです。このDVDは、猫の性格にもよるとは思うので、逆に興奮してしまう場合もあると思うので、飼い主は近くで初めて見るときは、様子を見ていた方がいいと思います。