犬も人間もストレスフリーを目指す!

家の犬は今1歳7カ月。もうパピー時期は終わりましたが、まだまだやんちゃでエネルギーにあふれています。小型のテリアの雑種なのですが、テリアグループの犬は一般的に初心者には飼うのが難しいと言われています。テリアの特徴である「激しい気性と警戒心の強さ」は一軒家の我が家の番犬としてちょうどいいのですが、心配する必要のない音や人に対してまで警戒して吠えるのは困りものです。

犬のストレスをなくしてあげる

犬のストレス

うちのワンコは体重7キロくらいの小型~中型ですが、吠える声はとても大きく、突然吠えられると心臓が飛び上がりそうになります。窓から知らない人が見えれば吠え、お客さんにも吠え、外の音にも吠え…。庭に出せば物音に吠え、その声を聞いて隣の家の犬が吠え、やがて近所中の犬が皆騒ぎ出します。吠えることで注意をされたことはまだありませんが、激しく吠える我がワンコを見て、ついイライラしたり、他の部屋に逃げてドアを閉めてしまったりと、たぶんワンコも私もストレスいっぱいでした。

私の住む地域には多くのドッグトレーナーさんがいるので、まずはとトレーナーさんに家に来てもらいました。トレーナーさんからは吠えたら「静かに」のコマンドを出し、吠えやんだところで褒める方法を教えてもらいました。

トレーニングをしたものの、元来の聞きなれない音や見慣れないものに対する警戒心は簡単になくなるものではなく、それは叱っても「静かに」のコマンドを出しても消えたりはしません。つい反射的に吠えだしたり、逆に飼い主側が静かに!と大きい声を出すことで興奮を高めてしまっているように感じました。

そこで、犬が吠えてから対応する方法ではなく、吠える状態を防ぐことに焦点をあてることにしました。

音と視界をコントロール

まず、留守番をさせるときには窓際においたラジオを付けて出るようにしました。ラジオの音で外の音がかき消されるようにするためです。そして気休めかもしれませんが、心が落ち着きそうなクラッシック音楽の番組をなるべく選ぶようにしています。

さらに、玄関側の窓からは外を行きかう車や人が見え、音もよく聞こえるので、そちら側の部屋に行けないようペットゲートを設置して行動範囲を限定しました。行動範囲が広すぎると、人間の気持ちでは広々としていいかと思いますが、犬にとっては身回りをして常に異変がないか確認しなければならない場所が多くなることになり、ストレスが溜まってしまうそうです。

また時々庭に、庭の木の管理をしてくださる方が来ていて吠えてしまうため、ワンコの目線に合わせて窓に目隠しシートを張りました。目隠しシートはいつか引っ越す必要があるかもしれないので、念のためはがしやすいタイプのものにして張りつけました。

今は一軒家で吠えてもそれほど近所の迷惑になることはありませんが、転勤族なので、いつどこに引っ越すことになるか分かりません。引っ越し先が集合住宅になる可能性もあるため、ワンコがストレスなく、吠える必要のない住空間を作れるよう努力したいと思っています。

スポンサーリンク
morning morningさん / 愛知
公開日:2014年9月13日