賃貸マンションでの犬の鳴き声対策

現在は賃貸マンションで7才になるメスのポメラニアンを飼っています。
賃貸マンションということもあって周辺の住人の方々に配慮して飼っています。
私が暮らしているマンションはペットの飼育が許可されてはいますが、ペットを飼っていない住人の方々のいらっしゃるので騒音などには注意しています。

賃貸だから鳴き声のケアを

pomeranian

マンションの場合は犬の吠える声が大きく響くものです。うちのポメラニアンも訪問者が来てインターホンが鳴ると必ず大きな声で断続的に吠えていました。その場合、やはり近隣の住人の方々に迷惑がかかってしまうため、インターホンが鳴っても犬が吠えないような工夫をしています。
うちのポメラニアンの場合は、インターホンそのものに反応しているのではなく、インターホンが鳴ったら誰かが入ってくると思い込んでいたようです。

そのため、私はインターホンが鳴って訪問者に応対する前に必ずポメラニアンを抱っこしてから訪問者に応対するようにしています。
うちのポメラニアンは抱っこされると吠えないようになるのです。うちのポメラニアンが抱っこされると吠えなくなることは知っていたため、抱っこしてからインターホンに出てみたら上手くいったのです。

飼っているペットの性格や癖を理解していると様々な問題に適切な対応を工夫してできるものです。今までは吠えることを叱ってばかりいましたが、叱っても吠えることを抑えられることができませんでした。そのため、犬を変えようとするのではなく、飼い主である自分の対応を変える工夫をしたのです。このように、犬の特性や個別の性格などを理解して飼い主側が行動の順番を工夫することで解消される問題というのは軽減できると思います。

特に犬の場合は、一度興奮した状態になると自分自身で興奮を制御できないことが多いものです。そのため、犬の興奮を抑えようとしたり、叱ったりするのではなく、いかに興奮させないかがポイントになると思います。うちのポメラニアンも小型犬ですが、一般的に小型犬というのは見た目に可愛らしさ以上に勇敢なところがあります。物音や外側からの訪問者などに過敏になる傾向もあるものです。

しかし犬にとっては本能的な防衛をしているだけですので、叱ってもなかなか抑えられるものではありません。そういう意味においても、ペットを叱ったりする前に飼い主側が工夫できることを考えて実践することが大切だと思っています。
私はこのような発想の転換をしてから、散歩中に他の犬とすれ違う時などに立ち止まったり、抱っこしたりして、今まですぐに吠えていた飼っているポメラニアンの吠え癖を克服しました。今では、インターホンが鳴っても、散歩中に他の犬とすれ違っても全く吠えなくなりました。ペットを室内で飼うことやマンションのような集合住宅で飼うことには、飼い主の自覚や工夫が必要になるものです。
犬の場合は、全ての問題行動に必ずそれなりの理由があり、そして飼い主次第で対応できることばかりです。そういった意味においても、飼い主とペットの関係はまさに二人三脚なのかもしれません。

スポンサーリンク
ノンさん / 北海道
公開日:2014年10月22日