犬を室内で飼う際の床の工夫

私は小型犬を一匹飼っています。ミニチュアダックスのオスです。家は郊外のマンションで持ち家です。私と両親の三人暮らしに、犬を迎えました。

マンションは特にそうですが、床がほとんどフローリングです。一応毎月犬の爪を切ってケアしていますが、どうしてもカチカチという音が気になりますし、飛び跳ねたり走り回ったときに、床の音が下の階に響くのではないかという心配がありました。
また、ミニチュアダックスは腰にトラブルを抱えやすいので、飼う際にはいろいろを気をつけています。
足の衝撃が直接腰にダメージを与えることもあるので、硬くて滑る床はミニチュアダックスにとってあまりよくないと聞いたことがあります。フローリングのような滑る床では、歩いたり走ったりする時に変に踏ん張ってしまうそうです。

犬のためにも家のためにも床は一工夫を

inuyuka

私の家には和室があって床が畳ですが、その部屋には一切入らないように柵をつけています。万が一汚してしまうと畳の場合は大変ですし、爪で畳が削れてしまうかもしれないからです。さほど広い家ではないですが、畳の部屋ひとつに入れないところで、犬にはストレスにはならないと思います。

また、普段犬が生活しているリビングはフローリングなので、傷つき防止と汚れ防止の為にカーペットを敷いています。大きなカーペットだと、汚してしまった時に洗うのが大変なので、ジョイントタイプのものを使っています。タイル状になっていて、汚れた部分だけ取り外して洗濯機で洗うことができます。
きちんとしつけはしているのですが、オスであるということもあって、ごくたまに粗相をしてしまうことがあるのです。そういう場合、ジョイントタイプのカーペットは役に立ちました。また、ご飯をこぼしてしまったり、嘔吐してしまうこともたまにありますので、やはり汚れをすぐに洗えるというのは大きなメリットだと思います。

滑り止めにもなるので、爪の音も気にならず、歩いたり走ったりする時に足や腰にも負担がかからないようです。

ジョイントカーペットにはいろんな種類があります。人の赤ちゃんにも使えるというものが多いので、クッション性があったり、安全な素材を使っていたり、色も可愛いものが多いです。あまり派手な色が嫌だという人でも、シックなグレーやブラウンなどのカーペットもたくさん販売されています。

部屋の大きさによって、好きな広さや形に敷けるのも魅力だと思います。私の家では、端から端まで敷き詰めずに、犬がよく遊ぶ場所にだけ敷いています。ダイニングの机の下などは犬があまり入り込まないので、フローリングのままにしています。
おもちゃの引っ張りっこをして遊ぶ時なども、フローリングでは足が滑ってしまってかわいそうなので、カーペットを敷いて本当に良かったと思います。よく寝る犬なので、フローリングでは冷たいのでカーペットはその点でも重宝しています。

我が家のミニチュアダックスは今年で10歳を迎えて、そろそろ老犬になりつつあるので、足や腰のためにちゃんとカーペットで対策を続けたいと思っています。

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にこりさん / 京都府
公開日:2014年10月22日