「ハムスター」って散歩をするの?と疑問に思われる方も多いのでは・・・。答えは○です。が、どれもみなそうとは限りません。では、どのように散歩をするのでしょうか?・・・。犬のように外を散歩するの?・・・。それは×です。そんなの見たことない、想像しただけで笑っちゃいます。
実は、ハムスターの散歩とは、家の中を歩くことをいいます。
いつもはケージの中で生活しているハムスターですが、運動不足にならないようにと飼い主の方が散歩させる場合や、ハムスター自身のストレス解消のためや、触れ合いたい等、いろいろな考えのもとで散歩をさせます。時には、脱走をしてしまうハムスターも・・・。どこにいるの!?と探していたらスリッパの中にいた!、部屋の隅にいた!等ということもあるそうです。
ハムスターの散歩の注意点
しかし、家の中を見回すと、危険がたくさん潜んでいることに気づかされることでしょう。狭い隙間や穴に入ったり、テレビ等の電化製品のコードをかじったりと、家の中とはいえ、安心できません。そのためにも、あらかじめ危険な場所に行かないようにする対策をとらなければなりません。
わが家ではテレビの付近、タンスの隙間をふさぐ時にはスーパーでいただいた段ボール箱が活躍します。適当な大きさにカットしガードします。その場合、ハムスターが2本足で立つ高さよりも10センチぐらい余裕を持ってカットします。汚れたら新しいものに替えるだけなのでお金もかからず、衛生的。しかも楽ちんです。
そしていざ散歩に出発。その際には、目を離さないように気をつけましょう。家族みんなに、ハムスターが散歩中であることもしっかり伝えましょう。
わが家のハムスターは階段で毛づくろいをするのが大好きで15分ぐらいしていますよ。その後、階段昇りをしたいらしく雲梯をするように手を伸ばします。頑張って背伸びをするのですが、どうしても届きません。そこでティッシュボックスの空箱を階段に乗せると、喜んでひょいひょいと上まで昇って行きます。まるで体操の選手!?早いので驚きです。
ハムスターはどれが安全な食べ物か判断できないので何でも口に入れてしまいます。食べかす等を残したまま家の掃除を怠ると、命にかかわることも・・・。チョコレートを食べてしまうと心臓発作になる危険が・・・、またスナック菓子をおいしいおいしいと食べてしまうとメタボに・・・。人間にとってはほんのちょっとの量でも、ハムスターにとってはかなりの量に相当します。ハムスターと一緒に暮らすためにも、安全を確保することが重要になります。
また、ハムスターの散歩は飼い主の都合でしたり、しなかったりでは×です。縄張り意識の強いハムスターは毎日、同じルートを散歩して自分の匂いをかぎ、確認することで安心するようです。なので、いなくなってもお腹がすくと同じルートを通って戻ってくるので、安全を確保すると大丈夫です。
ハムスターは夜行性なので、散歩は夕方にしてあげるのがお薦めです。スプーンでヨーグルトを食べたり、小さくカットした野菜等も好んで食べます。人間の赤ちゃんにも似ているかも・・・。毛づくろいのしぐさはとってもかわいくて、癒されますよ。
わが家のハムスターはとってもなついてくれて、ソファーでだっこしながら一緒にテレビを観ることも!?・・・。
ぜひ、みなさんも新しい家族にハムスターを育ててみてはいかがでしょうか。