東京都練馬区に35坪の土地を購入し、近くの工務店に頼んで家を建てました。
建てた後に感じた良かったこと、やっぱりこうすればよかったと後悔することをいくつかご紹介させていただきます。
当初は中古の一戸建てをリフォームして住むか、建売住宅を購入するかのどちらかと思っていました。
中古の戸建ては駅から至近距離にあるものの、土地が20坪程度と狭く建物も増築の繰り返しでピンと来るものではありませんでした。
中古物件に関しては住友不動産のそっくりさんでリフォームも検討しましたが結局見送りました。
新築の建売物件ですが、都内の建売物件は隣との距離が十分に保てておらず、新築で一見綺麗なものの経年した後に建て直しやリフォームを想定するととても購入には至りませんでした。
事実、密集した建売に住まいを持つ知人に話しを聞くとトラブルも多いようでした。
さて、そんな中で見つけた一つの中古物件が通りの角にあり広さも十分だったので真剣に検討を始めました。
初めての不動産購入だったので両親の協力をあおり交渉の場にも出てきてもらいました。
その甲斐あって、価格の交渉もすることができました。
土地の購入はかなり値切りや、条件の交渉ができることを是非覚えていてください。
結果的に百数十万円の値下げプラス、建物を取り壊して更地での引き渡しで売買が成立しました。
続いて工務店探しです。
当初は大手不動産や工務店を考えていたのですが、CM料や宣伝料で割高になっていると知り、近所の宮大工もしている個人の工務店で建てることにしました。
やはり大手さんから出た見積りよりもはるかに安く抑えることができました。
設計は母と二人でだいたいのラインを引き、それをもとに一級建築士さんに設計図を作ってもらいました。
壁の色やサッシの色も自分で決めましたのででき上がりのカラーはとても気に入りました。
さて、実際に住み始めてからの感想です。
やはり大きな買い物なので費用を抑えることに傾倒しすぎたようで、断熱に力を入れなかったことで冬を越すのが辛かったです。
後から床暖房など入れることもできますが住宅ローンを背負った状態でなかなか新たな工事に踏み切ることができずにいます。
家を建てるときには一年間、四季の流れを想像しながら、お金をかけるところにはしっかりかけて住みよい住宅を建てていただきたいと思います。