収納はあるけれど、扉や場所の関係上使いにくい・・・と思ったことはありませんか?
マンションに住んでいた時、なんとかならないかなと思っていたことのひとつ。それは、クローゼットの扉です。当時の部屋のクローゼットは、開くと両端に扉がたたまれる折れ戸タイプの扉がついていました。
これがなんとも不便な代物だったのです。
皆さんも、洋服を出そうというときに、扉の裏から取にくくて苦労されたり、しまいにくかったりという経験があるのではないでしょうか?
両端にたたまれた扉の幅が十数センチくらいになり、その部分には引き出しが置けません。クローゼットの下には衣装ケースなどの引き出しを置く場合が多いのに、たたまれた扉があると引き出せないのです。そして、両端は扉のせいで取り出しにくくなり、デッドスペースになりがちでした。
もうひとつ、折れ戸の場合は、クローゼットの手前部分に少しスペースがないと開けないので、クローゼットの前にモノが置けないという不自由さもありました。
デッドスペースを無くすために扉を無くすという選択肢
家を新築する際、クローゼットのところで一番に考えたのは、この「扉問題」です。結局、扉をつけないということで解決しました。
元々あったものを取ってしまうというのは、なかなか思い切りがいるものですが、ちゃんと代案があれば問題ありません。
扉の代わりにレースのカーテンを
扉をとった代わりにどうしたのかというと、カーテンレールだけ設置し、ホームセンターでレースのカーテンを買ってきて取り付けました。
薄手のレースのカーテンなら、全開にできます。これで、端から端までめいっぱい引き出しを置け、ポールに掛けた服も、端のものまでストレスなく取り出せます。クローゼットは狭い寝室にあるのですが、カーテンなら手前にモノがあっても開くのに問題なく、スペースを有効利用できました。
そもそもクローゼット自体が欲しい!という方は、こんなお手軽なものもあります。カーテン付きでオススメですよ。
湿気に強いという思わぬメリットも
カーテンにしたことで思わぬメリットも発見しました。ひとつは、風通しがいいこと。レースのカーテンなので閉めていても風が通り、服の大敵“湿気”から守ることができて、乾燥剤が必要ありません。
もうひとつは、掃除が楽なこと。クローゼットの床を時々掃除するのですが、全開できるので中のものが出しやすく、掃除機がけが楽にできます。
立派な折れ戸は見た目はいいけれど、日々の暮らしを楽にできる、カーテンはお勧めです。
最終更新日:2014年3月24日