外壁リフォームの種類とメリット

家の外壁は、雨風や日光、気温の変化などの原因によって、どうしても劣化してしまう部分です。
実は外壁のリフォームは、見た目の美しさを取り戻したり、雰囲気を一新したりするためだけではなく、家自体を維持するためにも、適度に行った方がいいものなのです。

ひび割れたりはがれてしまったりして、劣化してしまった外壁は、あまりきれいには見えません。しかし、問題は見た目だけではないのです。
外壁の傷みを放っておくと、そこから雨水などが染み込み、下地や土台、柱などが腐食してしまうことがあります。見た目だけではなく、家の構造部分にも被害が及んでしまうかもしれません。
外壁の傷みを放っておくと、家自体の寿命を縮めてしまう原因になってしまうのです。構造部分にまで傷みが及んでしまうと、かえってリフォーム費用が高くついてしまうかもしれません。
なお、外壁の種類や状態にもよりますが、一般的には10年ごとに塗り替えなどをするといいと言われているようです。
また、屋根のリフォームと一緒に行うと割安になります。外壁の傷みが気になる方だけでなく、屋根のリフォームを考えている方も、外壁のリフォームについて検討されてはいかがでしょうか。

外壁リフォームの種類

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家の外壁には、主に次の三種類があります。セメントと砂と水を混ぜたものを塗るモルタル、板状の外壁材を使うサイディング、それにタイルです。

具体的なリフォームの内容として、まずタイル張り以外の外壁の場合は、壁の塗り替えが挙げられます。
外壁の塗り替えにかかる費用は、家自体の大きさや、どのような塗料を利用するかによって大きく変動します。一般的に高価なものほど長持ちするため、安い塗料を使うほどお得とは限りません。
外壁のリフォームには、塗料自体の費用だけではなく、人件費などもかかります。長いスパンで見るのであれば、耐久性に優れた塗料を使ってメンテナンスの回数を減らした方が、リフォームにかけるお金を節約できるかもしれません。
ただし、定期点検を兼ねてマメにリフォームしたいとお考えの場合は、あえて耐用年数の短い塗料を使うのも、賢い選択肢の一つと言えるでしょう。

モルタルの壁をサイディングにリフォームする方法もあります。既製の外壁材を貼り付けるサイディングは、施工に手間がかからず、コストも抑えることができます。
既存の外壁を下地にする「重ね張り工法」と、外壁を一旦はがし、補修などを行いながら工事をする「張り替え工法」があります。
重ね張り工法は比較的コストがかからず、壁が二重になるため強度が増します。張り替え工法は、家の内部の状態を直接確認することができるので、より安心感が得られるでしょう。
どちらを選択すべきかは、家の状態によって変わります。業者に調査をしてもらった上で、決定することになるでしょう。
塗り替えのリフォームよりもやや費用がかさみますが、断熱・遮音の効果があるという利点も持っています。サイディングにすることで、エアコンが効きやすくなって電気代が節約できたり、騒音対策として役に立ったりといった効果が期待できるのです。

サイディングの外壁の場合、シーリングだけをリフォームすることもあります。
シーリング(コーキングと言われることもあります)とは、サイディングのつなぎ目部分に使われるもので、外壁そのもののように、時間が経つにつれ劣化してしまいます。縮んだり、ひび割れたりしたものを放っておくと、構造部分の腐食の原因になったり、シロアリの発生する原因になったりしてしまいます。
外壁自体に大きな問題がない場合は、シーリングの打ち替えのみを行う場合があります。

外壁を耐久性に優れたタイル張りにするリフォームも、多く行われているようです。
タイルは劣化や変色が少なく、高級感のある見た目に魅力を感じる方もおられるでしょう。
外壁をタイル張りにリフォームする場合は、既存の外壁を下地として使うため、家の構造部や外壁部には、一定の強さが求められます。
古い建築基準法の元で建てられた家の場合は、構造や耐震強度の基準を満たせない可能性が高く、タイル張りにリフォームするのは難しいようです。
耐久性に優れたタイル張りですが、モルタルやサイディングにくらべて、リフォーム費用はかさんでしまいがちです。家の大きさなどにもよりますが、家の四面をタイル張りにしようとすると、300万円以上の予算が必要になることも少なくないようです。
予算面から全面をタイル張りにするのが難しい場合は、二面施工か、部分的にタイルを貼ることを検討されてもいいかもしれません。

愛着のあるマイホームで末永く暮らすためには、住まいを健全な状態に保っておく必要があります。美しい見た目のためだけではなく、家に安心して長く住むためにも、外壁のリフォームは役に立つでしょう。

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この記事は編集チームが作成しました。
公開日:2014年10月16日