収納が足りない!と思っている方、多いのはないでしょうか?そんな収納の少ない家でも、広く、すっきり見せる方法の紹介です。
狭い!をそのままでほって置かない広く見せるコツ
結婚と同時に家を建てた私たち夫婦。
家の購入を結婚と同時にしたのは、一番は家賃が勿体ないって思ったからです。
それと、子供が出来たら私は仕事を辞めて、育児に専念したいって思ってたから、私が働いているうちに住宅ローンは出来るだけ返してしまいたい…っていうのもありました。結婚が遅かったから、早く住宅ローンの返済を始めないと、ヤバイってのもありましたが…。
そういう訳で、生活をスタートさせる前から家の建築を始めたので、実際に生活してみると、「ん?」っていうところも結構あったりしました。
元々広くない土地のうえに建蔽率が50%と低い地域だったので、思ったより家は狭くなってしまいましたのも原因でもあります。
それが、顕著になってきたのは、やっぱり長女を出産してからです。一緒に暮らすコトを体験しないまま建てた家でも、大人2人だとそれほど問題が無くても、子供との生活を狭いままはツライです。そんな我が家ですので、広く使う工夫や広く見せる工夫にはこだわりました。
収納で困った点
まず、収納に関しては、なぜ収納がうまくいかないのか、その原因を考えてみる必要があります。
我が家の場合困ったことは、リビングにクローゼットを付けたのですが、上下2段に区切られていることでした。
これはこれで便利なのですが、掃除道具など長いもの、高いものは収納できません。無理に横にして収納できなくもありませんが、空間のムダがたくさん出てしまいます。
大人2人の時は、掃除道具がリビングの隅においてあったのですが、長女がハイハイするようになると、そうもいきません。
そして子供の荷物が増えるとリビングがとっても狭いコト。長女が少し大きくなって、親しくなった近所のママたちが遊びにきてくれる度に少しでも広く見せれないかなぁって考えていました。
つまり切迫したリビングの問題はこの2点でした。
思い切って「無くす」決断を
さて、いろいろ試したり、考えた結果、掃除道具の収納場所は、やっぱりクローゼットの中がいい…ということで、これは家を建てて頂いた工務店さんにお願いして、クローゼットの端を2段の区切りを取ってもらいました。
ついでに玄関脇のクローゼットも全部靴置き用の棚になっていたので、同じように端を棚を取って、外回りの長いものを収納できるスペースを作りました。1か所5万円弱ぐらいでした。
最初からある扉や仕切りというのは、なんとなく外してはいけない気がしますが、実際に収納をしてみて少しでも使いづらければ、ある物をなくしてしまうのも1つの手だと思います。
ものによっては電動ドリルなどがあれば自分でなんとか出来る場合もありますので、確認してみましょう。
玄関から見える風景は1番すっきりさせる
そして、リビングに増えた子供の荷物。オモチャやらオムツやら、絵本やら…です。
兎に角、入った時に「狭い」って、思われないように、入口から見える範囲には物を置かないようにしました。
家というのは第一印象がとても強く残るもの。最初の印象がよければ、あとはごまかせたりもするものです。
物を置かない、代りにシステムキッチンのカウンター下と壁際に3段のカラーボックスを置き、そこにオモチャやらオムツ、絵本にガラクタなども詰め込みした。
これで玄関からの視覚的なすっきり感は保てます。
詰め込むときのポイントは、「どんなものも直接棚に入れないこと」。直接棚にいれず、引き出し、ボックスなどに入れて棚に配置するのです。
これで「最初はキレイだったのだけど」という現象を防げます。棚にいれるケースは何でも良いですが、100均に行けばたいていの収納グッズは揃いますので、試してみてください。こちらの、100均の収納グッズを参考にしてみてください。
背景に同化させてより広く
いくら玄関からの見た目がきれいでも、普段の生活スペースにある収納ボックスはやはり気になります。
ここで広く見せるポイントは、全てのカラーボックスに壁紙と同じクリーム色でカーテンをかけたこと。
背景の壁と同化させることで広さを演出するのです。
これは収納だけでなく、ファックスなど色の違うものにも、同じ布でカバーを付けてしまいましょう。
これは、布で隠さなくても、カラーボックス用の収納ボックスなどを設置しても良いと思います。
こうして色を減らすと、何だか部屋がすっきりした感じがして部屋が広く感じます。実際に広さは変わっていないんですけどね。
でも、お蔭でなんだか気持ちよく過ごせています。狭い部屋は色を減らすコト、どうしても足りない収納は作るコト、我が家のリビングの問題はこうして解決しました。
すべてちょっとしたコツではありますので、試してみてくださいね。
最終更新日:2014年6月2日