私が住んでいた実家の部屋は4畳半で正方形なうえ、クローゼットもなく収納にも困りインテリアには不向きだった為色々工夫したことを覚えています。
きっと、4畳半までとはいかなくても、マンションの1Rであったり、家は一戸建てだけれど、自分の寝室はとても狭い・・・という境遇の方は案外多いのではないかと思っています。
狭い部屋を広く使うアイデアと方法
そんな狭い部屋を広く使うためのアイデアを紹介します。
家具は収納を第1に考える
まず引っ越す際に購入する家具から気を使いました。ポイントはなるべく収納スペース付きの家具を選ぶことです。
ベッドはもちろん下に引出しが付いているもので、さらに1段ではなく2段付きです。テレビ台ではなく収納可能なチェストの上に置くということでテレビ台としました。
こんな素敵なベッドだったら最高ですが、コレはイメージです。
洋服をしまうものは動かせるキャスター付きで洋服が増えた場合でも上に積み上げられるボックスタイプのものを使用していました。上着など掛ける必要があるものはラックを使い、その下の空いている空間にもボックスを置き小物などを収納できるようにしました。
アクセサリーはラックの端に100円均一で売っているワイヤーネットを固定し、アクセサリー自身をネットに引っ掛けちょっとしたショップのディスプレイをイメージしました。場所もとらずその日に身につけたいものが一目で見つけられるオススメのアイテムです。ワイヤーラックを使用すれば化粧品などを収納するのにも役立ちます。
いつも使わないものはたためる&しまえるものを
いつも使わないものは、なるべく折りたためたり、しまえたりするものを選びましょう。例えば、イスやテーブルです。
私の部屋ではテーブルは常に出てなくてもよいので少しでも広さが感じられるよう、使用しない時は片付ける事ができる折りたたみできるもので、デッドスペースにしまっていました。同じくイスも折りたたみのものがありますので、使うときだけ出すようにしましょう。
床ではなく壁を使い広さを保つ
そしてなるべく床にものを置きたくなかったので、壁も活用しました。床においてしまうと、やはり動線が限られるので使うべきは壁なのです。
壁を上手く使うことで収納力もアップしインテリア的にもオシャレになります。
見るためだけに飾るものは壁に取り付けれる棚を利用しましょう。ホームセンターなどで手軽に購入する事ができます。角を利用すれば本などを置く事も可能です。サイズの小さな棚を階段のように取り付ければそれだけでインテリアとしても素敵です。
このイメージのように木の板だけでも、ちゃんとつるすところを作れば色々役立ちそうですね。
そしてこれは気持ちの問題かもしれませんが、定期的に家具やインテリアの配置変えをしていました。常に同じ物が同じ位置にあるといつも見る風景に飽きてしまい、なおさら狭さを感じてしまいます。変えるといっても小さな部屋のためそれほどバリエーションもなく何度も同じ箇所を回ることになりますし変える事自体が面倒かもしれませんが、それだけで内面的にスッキリするものです。
狭い部屋で暮らす事は大変で悩むことも多いかもしれませんが、それを逆手にコーディネートを楽しむ事ができると思います。広い部屋とは違う工夫次第で自分好みのインテリアができあがった時はとても嬉しい気持ちになるものです。
最終更新日:2014年6月2日