ダイニングテーブルとしてパイン材の無塗装のものを使用していました。経年とともに味わいがでればいいなぁと思っていましたが、なんだか薄汚れてきてしまって、汚れた部分をヤスリでキレイにしてみたけれどあまり効果がなく、結局テーブルクロスをかけたり、ランチョンマットを使ったり、せっかくの木の味わいを活かしきれずにいました。
ダイニングテーブルのリメイク
そんなとき「オイルステイン」を使用してシャビーシックな雰囲気作りをするという手法にたどり着きました。オイルステインを無垢材に塗りこんでいくだけという簡単なものでした。残念ながら市販のニス塗装をしてあるものはヤスリなどで剥がしてからの作業になるようで、我が家のダイニングテーブルは幸いにもニス塗装をしていなかったので、そのままオイルステインを使えることがわかりました。
さっそくホームセンターに行くと、絵の具のように何色ものオイルステインがあってすごく悩んでしまいました。本来の目的である「薄汚れをカバー」に重点をおくと、ダーク系のお色になります。しかしあまり濃くなりすぎると取り返しがつきませんので、チェストナットよりも少し濃いめの色を選択しました。
あえて傷をつけてアンティーク風に
そして塗装してしまう前に、テーブルに傷をつけました。傷をつけてからオイルステインを塗装すると、何世代にわたって使い継がれてきた感の演出ができるというわけです。書道の線のように力強いものを1本引いて、あとはキリの先端で穴を無造作にスタンプ感覚でつけたりしました。それからさっそくオイルステインを施していきましたが、あっという間に30分ほどで乾燥し、無事に完成することができました!
前のパイン材のそのままの色もすごくよかったのですが、オイルステイン後もまた違った味わいで、とてもよくなりました。無造作に松ぼっくりやどんぐりを置いてもサマになるんですよね♪いつものマグカップも違った感じになって、カフェでお茶している気分になります。トマトパスタを食べるときも赤がすごく引き立ちますし、和食にしても和食器がまたよく合うんですよね。紺色や深緑の小鉢が和食の奥ゆかしさを上手に演出しています。